わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

菱餅の 並ぶ店先 ひな祭り (島根県松江市熊野大社の桜並木とひな祭り)

20133



イメージ 1


出雲地方でも、他の多くの地方と同じように、ひな祭りは旧暦でお祝いします。桜の咲き始めた3月末から4月初めにかけて、道の駅などでは、店先に大きな菱餅やお祝いのおもちなどを沢山並べています。今日は松江に来て、車で通りかかった本庄道の駅(本庄は島根半島にかかる松江市の一部)で菱餅や果物や出雲そばなど、多数買い込み、その足で熊野大社松江市の南)の脇の温泉に入りに行きました。熊野大社の近くには有名な玉造温泉がありますので、お湯は地下では玉造につながっているのだと思います。温泉につかって、外の桜を眺めるというのは、これはまた贅沢な時間でした。要介護の母親をつれて日帰り入浴に来たのですが、わたしは要介護の母の介護役ということで、受付で、普通大人400円の入湯料のところを母親も私も200円ずつにしてくれました。ああ、ありがたいご親切。


イメージ 2

イメージ 3


はじめは、スケッチで桜並木を描きたかったのですが、あいにく今日は午後から雨模様。スケッチはあきらめて、温泉からあがって、熊野大社の桜の木の写真だけをとりました。「桜がこんなにきれいだし、今日は部屋で写真からスケッチしようかな」、とふと誘惑にかられましたが、「絵はすべて現場で描く」という私の決意に反するので、これはすぐにとり止め。そのかわり、買って帰った菱餅とバナナとデコポンをスケッチしました。菱餅を焼いて食べるのが楽しみです。子供の頃は、おもちの色が違うとどんなに味が違うんだろうか、と妹と二人で楽しみに焼いて食べたのを思い出します。よもぎもちは別として、赤と白は味に余り差がないんですよね。


イメージ 4