わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

桜ちゃん? いえいえ 私は桃子です。 (岡山市近郊 水彩スケッチ)

20133

 

瀬戸内地方では、桜の花が咲いたと思ったら、それと競い合うように桃の花が咲き始めます。岡山県南部、そしてやや遅れて北部も里山の斜面はこれからピンクの桃の花で埋め尽くされ、まさに桃源郷の雰囲気となります。今日は3月最後の週末。先週は、死ぬほど仕事が忙しくて、体をこわすほどでしたが、その体も何とか昨日あたりから回復してきました。今日は、しばらく忙しくて行けなかった野外スケッチに久しぶりで出かけました。暖かい春の陽気の中をサイクリングし、たまたま通りかかった橋のたもとにちょうど座るのによいコンクリートがあったので、それに腰かけて、遠くの町や山を眺めながら、スケッチしました。太陽光線がかなり強くなり、もう目を守るための透明サングラスが要るなあ、と思いながらのスケッチです。近くの山から鶯の声がします。ここは広い田園に囲まれた細い道沿いなので、車は全く走らず、人といっても近くの農家の奥さんが畑仕事で通るか、近くの中学生が自転車で通りすぎるぐらいです。騒音のない全く静かな田舎で、鶯の声を聞き、やさしく照る春の光を浴び、遠くに咲き始めた桃の花を眺めながらのスケッチ。3月の最後の週末、春の到来を感じつつ、幸福感につつまれた1時間半でした。


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