わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

貰われていく私のスケッチ

20127
 
明日、私が描いた植物スケッチが、乳ガンで闘病生活をしている女性のもとに貰われていくことになりました。この方は家内の親しい友達の一人で、毎年、年賀状にプリントする私の描いた植物画を楽しみにしておられ、いつも大事に部屋の壁に貼ってくださっているそうです。まだ若いのに、23年前に思いがけず乳がんにかかられて手術。壁に貼ったはがき大の植物画プリントが大きな慰めになっていると伺いました。
 
それで今回、「私のつたないスケッチが健康回復のお役に立つなら」、という訳で、これまで描き貯めていたスケッチのうち、3枚(花ショウブ、藪椿、ボタン)を選んで、自宅にあった額に入れて、この方にプレゼントすることにしました。スケッチはF4号サイズなので、季節ごとに入れ替えて楽しんでもらえたらいいな、と思っています。

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 実は、人様に絵を差し上げるのは、これまでの人生でこれが初めてです。自分のスケッチブックの中で眠っているより、人のために頑張ってくれるなら、こんな嬉しいことはありません。趣味のスケッチも、こんな意外な活躍の場があるなら、なかなか捨てたもんじゃないね、と思っています。


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もう、私の手元から離れてしまうので、今日は記念に写真を撮り、ブログにアップすることにしました。私のブログは「旅と水彩画のブログ」なのですが、今回は番外編。「植物画たちの小さな旅」です。何だか、かわいい我が娘を嫁にやるような心境ですね。


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