わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

文旦

2023年2月27日

 

「文旦や猫はゆったり毛づくろい」

 

知人から土佐名物の文旦を送ってもらいました。それで今日の季語は「文旦」。

文旦はザボンの関連季語になっています。句をみるとザボンの句が圧倒的に多いです。どうしてでしょう。ネット記事によると文旦とザボンは同じものだそうです。ザボンは九州で使われる表現、文旦はもっと広い地域で使われているそうです。

 

「文旦」を使った句を一つ。

 

「文旦の天然のいろ出し渋る」    高澤良一

 

文旦の色も地域で微妙に違うようです。どれがもっとも自然な色なのかは分かりません。品種改良が進んでもともとの色合いが分からなくなっているみたいです。今回いただいた文旦はきれいな黄色。かなり強い黄色です。赤みはありません。

 

 

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