わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

冬めく

2022年11月30日

 

「冬めくやお好み焼きのイカと豚」

 

11月の最終日です。午後からぐんと寒くなりました。スーパーの魚売り場で新鮮なイカを売っていたので、それと豚肉、新しいキャベツを使って、今日のお昼はお好み焼きを作りました。今日の季語は「冬めく」。初冬の季語です。

 

「冬めく」を使った俳句を一つ。

 

「冬めくや今日済まさねばならぬこと」   稲畑汀子

 

冬めいてくると急に忙しい気分になります。師走がそこに迫ってきているからでしょう。稲畑汀子は「冬めく」という季語で沢山の句を詠んでいます。そのどれも軽やかで、生活臭のする句が多いです。こんなふうに気取らずに日常生活をどんどん詠めばいいのだと教えられます。