わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ブックリーダーを購入

2022年11月22日

 

今日はブックリーダーを購入した。要するに電子書籍を読むタブレットだ。買ったのはKindle oasis.。ブックリーダーはもう10年ぐらい前から買おうかどうしようか迷っていた。本は紙に限ると信じてきたからだ。しかし、男の平均健康寿命73歳を過ぎて、小さな字を読むのがやや辛くなってきた。本は部屋の本棚にたまる一方だし、気晴らしに読む小説などはどうせ一度読んだら読み返さないのが多いし、それなら電子書籍でもいいかと思い始めた。

 

最近、人生最後の挑戦で原著で英米の新しい文学作品を読みたくなった。日本の作品とは多分味も質もスケールも違うだろうと思うからだ。そうするとアマゾンですぐに注文できる電子書籍がいい。ブックリーダーには辞書機能もついているので、わからない単語はすぐにクリックしてその場で日本語に訳してくれる。それが便利でありがたい。

 

読み始めたのは Marilynne Robinson 著の Gilead。ピュリッツァー賞受賞で、オバマ元大統領の愛読書らしい。ストーリーはよく知らない。アメリカ中西部で生きた一人の男性の話らしい。内容をゆっくり味わいたいので、自分で大学ノートに日本語訳を書くことにした。完璧な翻訳ではなくメモ代わりに自己流で訳している。知らない単語もついでにメモする。この英語の全訳は私が大学2年生の時に始めた自分の勉強スタイルだ。大学の授業が面白くなくて、自分で独力で英語力と専門分野の力をつけようとした。それをまた今ごろになって繰り返そうとしている。私も結構変わり者かもしれない。

 

でも体調もあるし、これもそう長くは続かないかもしれない。1日ノート1ページ。とりあえず始めて3日過ぎたので、30日ぐらいは続けてみたい。話の内容がわかってきたら嫌になってやめるかもしれない。その時はまた違う本に挑戦するだろう。

 

今日の俳句

「暮早しポツリポツリと雨の音」

 

雨の音を聞きながら英語を訳している。