英単語メモ – Olympic games(オリンピックゲームズ)
2021年7月16日
東京オリンピックまであと1週間となりました。今日はオリンピックに関係する英単語です。ほとんど日常的に使うので、もうおなじみの単語ばかりです。
まずOlympic games (オリンピックゲームズ)。 オリンピックのことを英語ではこう言います。複数形で使います。Gameには ①遊び, ゲーム、②試合, 競技の意味があります。なるほどそうか、もともとスポーツは遊びから発展したんだと再認識します。Baseball game (野球), basketball game(バスケット), soccer game(サッカー:つづりが難しい;英ではfootballという)など、みんな遊びから始まっています。小学校の放課後の校庭で友達と走り回るなかで、だんだん上手くなっていきます。水泳も鉄棒もそうです。いろいろな競技が集まっているのがオリンピックだから、Olympic games と複数形になるというわけです。
Olympic stadium オリンピック・スタジアム
Olympic flame オリンピック聖火。オリンピックの火をどうして聖火と訳したのか、ちょっと不思議です。
Olympic-torch relay オリンピック聖火リレー。Torch (トーチ)は ①懐中電灯 ②たいまつの意味です。
Olympic athlete オリンピック選手。アスリートは日本語になっています。
今話題の「無観客」は英語では? 「観客」を何というのか、すぐに頭に浮かばなくてネットの英字新聞記事を見たら、spectator(スペクテェイター)でした。「観戦する」という動詞は、spectate(スペクテェイト)です。
アメリカのABCニュースがテレビで東京オリンピックの報道をしていて、それを聞いていたら、「観客」は Olympic fans (オリンピック・ファン)と表現していました。なるほど、この方がわかりやすいです。
昔、若い頃にギリシャを旅行して、オリンピック発祥の地オリンピアを訪ねたことがあります。神殿の柱の折れてこわれたものがゴロンと草むらに無造作に転がっているようなところで、古代ギリシャの雰囲気を残した場所でした。昔のオリンピック陸上競技場の直線コースも残っていて、しばし感動して眺めました。
さて、東京はこのところ3日連続で新型コロナ感染者が1000人超え。海外からの選手が隔離状態で事前合宿しているテレビ映像を見ると、気の毒な気がします。新型コロナ緊急事態宣言の中での東京オリンピック。もうオリンピックを止められないのなら、オリンピックの期間中に選手や日本国民に感染が大きく広がらないことを祈るばかりです。