わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

スイカ

2022年7月20日

 

「大スイカ畑に転び誰を待つ」

 

今日の季語は「スイカ」。「スイカ」は何と秋の季語らしい。夏の季語のような気がするのだが。

 

毎朝歩く散歩道のそばの畑に大きなスイカができている。農家の人が毎年いかにも大事そうに育てている。すいか畑の面積はそれほど広くない。多分自家用に育てているのだろう。いかにも美味しそうな大きなスイカ。毎年見ているが、あっという間に大きくなる気がする。そしてあっという間に姿を消す。他人が育てているのだが、すごく気になる。

 

昔、自宅の庭にスイカの苗を3本ほど植えたことがあった。花が咲いて、スイカの実が2つ3つ見えてくると感動した。そしてそのスイカが日増しに成長するのを毎日楽しみにした。実の一つがだいぶ大きくなった頃、夏休みで義妹の家族が遊びに来た。一番下の男の子が3、4歳の頃で、その子がスイカを両手で持ち上げて、そのまま地面に落としてしまった。ボールと同じで跳ね返ると思ったのだろう。スイカは無残に割れ、そのスイカを拾い上げて、皆で食べたのを思い出す。

 

今はスイカをスーパーや果物屋で丸ごと買うことは少なくなった。かなり最近まで半分カットで売っていたが、最近は1/4か、さらにその半分の1/8で売っている。1カット300〜400円。最近の物価高騰もあるが、ずいぶん高くなったものだ。

 

うちの家族はスイカ好きで、毎週このカットされたスイカを買ってきて食べ、暑い夏を過ごす。