わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

うちわ

2022年7月12日

 

「腰うちわオイサオイサの博多かな」

 

今日のNHKラジオラボ句会の兼題は「うちわ」。7月の九州・博多は何と言っても博多祇園山笠。700年の歴史をもつ博多・櫛田(くしだ)神社のお祭だ。2週間の祭りの最終日には追い山といって、重さ約1トンの山笠を20人ほどの若い男性が担いで「オイサ!オイサ!」の掛け声とともに早朝の櫛田神社周辺を走る。いくつかの町内が自慢の山笠でそのスピードを競うのを大勢の見物人が楽しむ。昔若い頃毎年目にした光景を思い出して句を作ってみた。

 

 

実際のところうちわは昔ほど使わなくなった。我が家でもやっと一つ見つけて写真に撮ることができたほどだ。ほとんどの家で一つあるかないかだろう。日本文化の「絶滅危惧種」だ。「うちわ」は夏の季語。これを機会にうちわで顔をあおいでみた。涼しい。エアコンと併用するとかなり気持ちがいい。猛暑の今年はひさしぶりにうちわを使うことにしたい。