わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

柏餅

2022年7月13日

 

「柏餅店から消えて季節知る」

 

週一回行くスーパーでいつも餅菓子を買う。3月は桜餅、4月半ばからは柏餅。餅菓子にも季節がある。この柏餅はおいしいのでファンが多い。私もその一人。しかも熱烈なファンだ。5月を過ぎて7月になっても柏餅は売られていた。しかし、昨日買い物に行ったら流石にその姿が無かった。ちょっとがっかり。やはり柏餅は5月の節句のものだ。「柏餅」は夏の季語になっている。

 

餅菓子では、桜餅、葛餅、よもぎ餅(草餅)は皆春の季語だ。春に食べられるが、葛餅、よもぎ餅は夏でも冬でも一年中売っているような気がする。葛餅で思い出すのは、福井県の若狭熊川宿の葛餅。ここは葛の産地で、土産物店で上質の葛を売っていた。葛餅を食べさせてくれる店に入って一皿頼んだら、いままで食べたことのないような美味い葛餅がたっぷり出てきて感動した。

 

餅と名のつくお菓子ですぐに頭に浮かぶのは九州福岡太宰府の梅ケ枝餅。そして三重県伊勢の赤福(餅)。どちらも出来たてがおいしいい。新型コロナが収まったら、全国の餅や団子を食べまわる旅をしてみたい。

 

今日は久しぶりにスケッチ。地域猫のブレッドくんの顔をアップで。写真から描いた。

 

今日のスケッチ

ホワイトワトソン水彩紙 F2

赤茶色の色鉛筆(線描き)と透明水彩絵の具