わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ムクドリ (スズメ目・ムクドリ科)

2022年5月31日

 

 

朝の散歩道沿いの比較的開けた草地にムクドリが多数います。忙しそうに地面をつついています。昆虫や植物の実を食べているのでしょう。大きさはスズメをだいぶ大きくしたようなサイズ。頬が白いのですが、見た目は地味です。オレンジ色のくちばしが唯一目立ちます。オスとメスを比べると、オスのほうが少し色のコントラストがあります。それでも全体に地味です。

 

ムクドリは夕暮れになると送電線などに多数集まり、やかましく鳴き、大量の糞を落とすので、最近は人から嫌われています。都会ではムクドリ問題が深刻なようです。岡山市でもJR岡山駅周辺でムクドリの大集団が飛び回り、街は鳥の鳴き声騒音と糞害に悩まされています。市は25年前から対策をたてて対応をつづけていますが、いまだ効果はありません。

 

人と動物の関係は難しいものです。人間が鳥のすみかを奪ったためにこんな事態になったのかもしれません。迷惑だからただ追い払えばいいという問題ではなさそうです。

 

今日のスケッチ

ホワイトワトソン水彩紙 F2

鉛筆とホルベイン水彩絵の具