わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

私のSDGs — 自転車と自転車保険

2022年5月16日

 

自転車が好きだ。気軽に乗って近くに出かける。昨年から岡山市では自転車保険への加入が義務付けられた。昨年4月に掛け金2千円ほどの保証期間1年の保険に入った。今年は更新を忘れていて、5月になって加入した。新しい保険は6月1日から有効になるので、それまで自転車は我慢だ。仕方がない。

 

今の自転車は2014年に買った。倉敷の商店街にある自転車屋だった。シンプル・スリム・バイクというその店のオリジナル(実際はナショナル自転車の部品で組み立てる)で、前後輪ともタイヤのカバーがない。荷台もない。3段変速で、本当に余分なものが何もついていない自転車。どちらかというと若者向き。結構これが気に入って、もう8年も愛用している。この間、無事故だ。

 

自転車屋の主人が、「事故はたいてい下り坂で起きるから下りではスピードを出すな」、「上りでは無理に自転車をこがないで、降りて押せ」というアドバイスをくれた。この人は全国を自転車で走るプロだった。当時の私の年齢(65歳)を考えてのアドバイスだったと思う。

 

他の土地にスケッチに行くときには度々レンタサイクルを借りた。奈良では電動式が快適だった。しかし、電動式は自分でびっくりするぐらいスピードが出る。広島県の三次でも電動式を借りたが、このときは自転車の前輪が道路脇の細い溝にはまり込んで、転倒してしまった。幸い怪我は無かったが、ヒヤッとした。高齢者は電動式によく乗るが、これは自分でスピードが制御できない時があるので、要注意だ。加害者にはなりたくない。万が一に備えて自転車保険にはたいてい1億円〜3億円の対人・対物賠償責任がついている。

 

自転車保険をいろいろ調べると、年齢制限がある場合が多い。加入は70歳まで、など高齢者が加入できない保険が多い。それだけ高齢者の事故が多いのだろう。気をつけたい。

 

自転車も日頃の整備が欠かせない。8年も乗っていると、どこか見えないところでサビが来ている可能性もある。もし自転車に乗り続けるのなら、格好にこだわらず実質的な乗りやすい自転車に買い換えることも必要だ。新しい自転車をネットで調べるのも楽しみだ。

 

自転車屋さんを描いた8年前(2014年6月)のスケッチ