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英単語メモ – delicious (ディリシャス)

2021年10月8日

 

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食べ物がおい時しいに使う単語は delicious。誰でも知っている基本英単語です。今日、ラジオ講座「中学生の基礎英語レベル1」(中学1年生向け)を聞いていて、講師の先生の思いがけない説明にびっくりしました。

 

このdeliciousは「非常においしい時(だけ)」につかう単語だ、ということです! うーん、知らなかった。普通においしいときは good、nice、tasty。とてもおいしいときは delicious、great、wonderful、amazing だと紹介されていました。子供がよく使うのは yummy や yum。私はおいしいときはいつも delicious を使っていました。なるほど場面場面でいろいろ感情を込めて使い分ける必要があるわけですね。多分 delicious は、味に感動して満面の笑みを浮かべながら使うべき言葉なんでしょう。もともと「非常においしい」という意味なので、very delicious という言い方はしないようです。

 

Advanced Favorite English-Japanese Dictionaryを引いてみました。

 

Delicious (アクセント注意)(語源 delici「喜び」+ous「の多い」)(形容詞)

①(食べ物などが)(非常に)おいしい, うまい. ②香りのよい.

 

確かに(非常に)おいしい、と書いてあります。

 

The Wisdom Japanese-English Dictionary を見てみました。

 

おいしい:delicioius 食べ物の味や香りが飛び抜けて良いこと. それ自体で強い意味を持つため, very などで強調することはまれ. tasty 食べ物の風味が良いこと. 通例, 塩味の料理に用い, 甘いデザートには用いない。

 

じゃあ、おいしくないときは何と言えばいいのか。

この辞書では、

It’s OK. (いいね)、It’s interesting. (面白い味だ)、It’s different.(変わった味だ)という表現が紹介されていました。

 

いつだったか私の古い友人(アメリカ人)が日本に来た時に、蕎麦屋さんにつれていって蕎麦のフルコースをごちそうしたことがありました。こちらは日本の味を楽しんでもらうつもりで招待したのに、反応はイマイチ。その時の彼の感想が、It’s interesting. だったのを憶えています。

 

ついでに、リンゴの品種に Golden Delicious (ゴールデン・デリシャス)というのがあります。これもまた多分日本人が作った和製カタカナ英語だろうとおもって英和辞書を見たら、Golden Delicious リンゴの品種。黄色で甘みが強い、とありました。れっきとした英語でした(失礼しました)。