英単語メモ – ache(エイク)とpain (ペイン)
2021年9月4日
病気になったりケガをしたりすると、体に痛みがでます。こんな時よく使うのが、ache(エイク)とpain(ペイン)の2つの英単語です。しかし、実際に海外に仕事や旅行で出かけていて急に体に痛みが出たとき、病院の医師の前で自分の痛みを詳しく説明するのはとてもむずかしいです。また、医師の説明を聞くときにも、専門の医学用語があったりするとほとんど何を言われているのか分からずお手上げ状態になります。海外は医療費がべらぼうに高いし、病院で言葉が通じないし、こんなことで海外生活に不安を感じた人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。
20代後半で初めてアメリカに滞在したとき、運悪く軽い物もらい(目の感染症)にかかってしまい近くの眼科に行ったのですが、「目の周りを温かいタオルで温めなさい」というアドバイスをもらっただけで、何の治療も薬もなし。それで高額の治療費を取られてびっくりしました。一応アメリカで短期滞在者用の健康保険には入ってはいたのですが、それもほとんど意味がないほどの請求額でした。幸いそのアドバイス通りにやって治ったのでよかったのですが、治っていなければ最悪の思い出になるところでした。アメリカで今回の新型コロナで沢山の人が亡くなったのも、低所得層の人々の中に健康保険未加入の人が多くて高額の治療費が払えず、症状が出ても病院へ行かない(行けない)人が多かったためだとおもいます。
さてこのacheとpainをAdvanced Favorite English-Japanese Dictionaryで調べてみました。Acheは*1つ、painは**2つの重要単語です。
Ache (自動詞)①(人・体が鈍く継続的に)痛む, うずく. ②心が痛む.
(名詞)①(鈍く継続的な)痛み, うずき. ②切望, 熱望.
Pain (名詞)①(肉体的な)苦痛, 痛み. ②(精神的な)苦痛, 心痛, 心労, 苦悩. ③(複数形〜s)苦労, 骨折り, 苦心. ④(a〜)(俗語)うんざりさせるもの(人). ⑤(複数形〜s)産みの苦しみ, 陣痛. (他動詞)①(公式的)(物事が人を)悩ます, 苦しませる.(人に)つらい思いをさせる.
ついでに類語も載っていました。
Pain:「痛み」を表す一般的な語.
Ache:継続的な鈍い痛み.
Twinge:刺すような痛み.
Pang:発作的な激痛.
Stitch:(わき腹などの)激痛. 差し込み.
先週自宅で尻もちをついた私の母は臀部に激痛を訴えて病院に行きました。幸い骨折はなく打撲で済んで、痛みはその後次第におさまっています。こんな時の痛みは多分painなんでしょうね。いずれにしても痛いのは嫌です。痛いのは病気のシグナル。我慢せず迷わず病院に行きましょう。