わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

今日で5月が終わり ― 今月、心に残った出来事

2021年5月31日

 

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5月31日五月晴れ・・・?


 

梅雨の中休みなのか、青空が広がって気温が上がっています(28℃)。これも五月晴れというのでしょうか。今朝の散歩道では爽やかな風が吹いていました。

 

今月、記憶に残るのは5月10日(月)のワクチン予約騒動です。朝9時から電話やインターネットで予約を試みましたが、どこにも予約できず、午後4時頃になって、普段行かない比較的近くの病院に運良く電話がつながって、ようやく予約がとれました。

 

予約はかかりつけの病院で大丈夫と頭から思っていたので、すぐにそこに電話すると、「接種の受付はコールセンターを通してやります」との返事でした。インターネットで調べると、そのかかりつけの病院は予約開始1時間ですでに翌月まで予約で一杯でした。数日経って近所の人たちとの会話で明らかになったのは、その行きつけの病院は市から送られてきた接種可能病院にリストアップされていたにもかかわらず、通常の診療に差し支えるという理由で接種業務を辞退されたということでした。それならそれで、電話で聞いたときにちゃんと説明して欲しかった・・・。インターネット上の予約で一杯を示すX印は、接種業務を行わないという意味もあったわけですね。この一件でかかりつけ医への信頼をやや失いました。地域の開業医は地域民の期待と信頼を背負っているわけですから、このコロナ禍のきびしい状況下では、やはり地域住民の期待にこたえてほしかったと思います。

 

それともう一つ記憶に残ったのは5月28日に受けた車の車検。ディーラーでやってもらいました。車検費用がなんでこんなに高いのか、今でも納得がいきません。法定費用は仕方ないとしても、整備代金・手数料の高さにはびっくりしました。例えば、車のエアコンフィルターの交換。部品代6,050円、技術料1,100円でしたが、アマゾンで調べると純正部品が1,000円ほどで買えます。あとは自分で付け替えればいいわけです(取替方法は車の説明書に書いてありました。簡単です。あとで気が付きました)。

 

タイヤの交換はタイヤ新品が4本で76,956円。これに取り替え技術料が6,600円かかりました。アマゾンでは同じメーカーの同一商品が4本で31,761円。自分でタイヤ交換ができなくはないですが、ここは業者にお願いするとして、行きつけのガソリンスタンドなどに頼めばもっと安いのかもしれません。この値段には古タイヤの処分料なども入っているのでしょう。

 

高齢者だからつい何でもお任せにしてしまうのですが、これはユーザーである私自身の怠慢も問題かもしれません。しかし、この部品や取り付け料が流通価格に比べて異常に高額なのは、ちょっと許せないな・・・。

 

考えてみると、「言い値」で買うという場面は今の世の中のいたるところにあります。私が最初にそう思ったのは30年前に小さな庭付きの家を買った時でした。とにかく内訳もわからないままにざっくりざっくりと建築会社にお金を取られていくという印象でした。今なら、スマホの通信費、新幹線の料金、電気代、水道代、税金、介護保険料・・・。何もかも言われたままに支払っています。払いながら納得していません。

 

逆に、コロナになって家にこもっていてお得感を感じるのは、本や雑誌の値段、水彩画の道具(紙と絵の具)、園芸用品(花の種、土、苗など)、料理の材料(野菜、魚、肉など)です。こういうお金のかからないことで生活を組み立てるといいと思います。維持費のかかる車はいずれやめるつもりでいます。