わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

解熱剤の注文

c2021年6月19日

 

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種から育てたゼラニウムが成長

 

自分と高齢家族の新型コロナワクチン2回目の接種を来週に控え、妻から解熱剤の準備をしたほうがいいんじゃないかと言われました。2回の接種を終えた周囲の人から、2回目の接種後に発熱して1日寝込んだり、解熱剤を飲んで無理やり仕事に行ったりしたという話を聞いたからです。しかし、ワクチン接種で発熱した経験を話してくれたのは、いずれも若い医療関係者や介護施設の職員の人。我々高齢者ではそんなにひどい副作用は多分出ないだろうと思っています。言い換えれば、高齢者では若い人ほどワクチンに対して敏感に反応して抗体をつくる力がないのではないかと思っています(分かりません)。また抗体をつくる力には個人差もあるでしょう。こればかりは実際ワクチンを打ってみないと何とも言えません。

 

一応今日の昼過ぎに近所の薬局に行って、解熱剤を置いているか聞いてみました。やはり、同じような心配をする人が多いらしく、売り切れでしばらく入荷の見込みが立たないということでした。薬剤師さんの話では、2回目の接種のあとで接種を受けた病院に聞けば「カロナール」という解熱剤を100円ぐらいで分けてくれるのではないかということでした。インターネットで調べるてみると、カロナールは医師が処方する解熱剤で、成分はアセトアミノフェン (Acetaminophen)。化学名はN-(4-Hydroxyphenyl)acetamideで、比較的簡単な構造をもつ物質です。薬価は200mg 1錠が6.2円。なるほど安い薬です。

 

もし病院でこのカロナールをもらえなかった場合を考えて、アマゾンで注文することにしました。カロナールと同じアセトアミノフェン製剤を市販品で探すと「タイレノールA」と「バッファリンルナ」がヒットしました。それでまだ在庫があった「バッファリンルナ」を注文しました。値段は60錠で千円余りでした。

 

しかし、あとでよく調べてみると、我が家に常備している総合感冒薬にもアセトアミノフェンが使われていることが分かりました。風邪薬なので当然解熱効果があるわけです。そうか、いつもの風邪の時と同じようにこれを飲めばいいんだ、と気が付きましたがすでに時遅し。ちょっと気持ちが前のめりでパニックになっていましたので、要らないものを注文してしまったかもしれません。まあ、今回注文した薬も2、3年は使えると思うので、大事にとっておきます。

 

新型コロナのワクチン接種は、ブースターといって、抗体価(抗体の力)を高めるためにまた半年後か1年後には接種を繰り返す必要がありますし、この先何年も半年〜1年のサイクルで接種を続けることになるはずです。まあ本当に予想もしない時代になったものですね。