わたしの水彩スケッチと読書の旅

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新型コロナワクチン2回目接種

2021年6月23日

 

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種から育てたカンナ

 

今日の午前中に新型コロナワクチンの2回目の接種をしました。やはり接種後は安心感・開放感があります。一緒に接種に行った96歳の母親は、帰りの車の中で「これでやっとコロナ卒業!」と叫んでいました。全くそんな気持ちです。

あと2週間ほど経つとある程度のレベルまで抗体ができるはずです。

 

接種後8時間経ちましたが、1回目と同様腕のあたりが痛い他は、特に問題のある副反応は起きていません。明日がどうなるか、自分の体の状態を注意して見ていきたいと思います。

 

岡山市では誤って一人に合計3回接種するミスが相次ぎ、昨日は二人が報告されました。今月2日には岡山市で一人が報告され、NHKニュースで全国放送されました。なんで岡山市ばっかり?!と思ってしまいますが、今日は医師と看護師の人がかなり気を使って接種回数を確認している様子でした。毎日次々と接種希望者が来るので、ちょっとした間違いが起きるのは仕方がありません。多忙な現場の人たちを責めるわけにはいかないでしょう。接種を受ける人が、自分は何回目の接種かをしっかりと医師や看護師に伝える必要があります。本人が頼りない場合は、必ず家族などの手助けが必要です。

 

ファイザー社の新型コロナワクチンですが、ワクチンに添付された説明文書をインターネットで見ることができます。それによると、今回のワクチンは「コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン」というもので、「SARSCOV−2ウイルスのスパイクタンパク質のアミノ酸配列をコードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、脂質成分と混合する」かたちで作られています。

 

一つの容器の容量は0.45mL。白濁した液体です。生理食塩液1.8mLで希釈して(総量2.25mLとなる)、1回0.3mLを筋肉内に注射します。1つの容器から6回分ほどが取れる計算になります。注射針と注射筒の構造から、なかなか理想的なかたちでワクチンを容器から取るのは難しいようです。

 

ファイザー製ワクチンは(モデルナ製も)人工的に作ったメッセンジャーRNAと呼ばれるウイルスの遺伝物質を脂質の膜に包んで投与します。メッセンジャーRNAは壊れやすいのでマイナス75℃の超低温冷蔵庫(ディープフリーザー)で保存します。注射された私達の体の中では、設計図の情報をもとに細胞中でコロナウイルスのスパイクタンパク質が作られ、その結果、体に免疫が誘導されます。接種後しばらくは、体内細胞でのウイルスタンパク質の生成と、そのタンパク質に対する抗体の形成の過程が進むことになります。

 

 

岡山市では昨日、16〜64歳の人への新型コロナワクチン接種のお知らせが回ってきました。それによると、7月5日(月)から予約・接種が開始されます。若い世代の接種がどんどん進むといいです。