わたしの水彩スケッチと読書の旅

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ベーシックインカム(基本所得)

2021年4月18日

 

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シバザクラ(ハナシノブ科・フロックス属)

 

 

今日の朝日新聞に、日本維新の会が17日党大会を開きベーシックインカムを次の衆議院選の公約に掲げることを決めた、というニュースが出ていました。

 

ベーシックインカムとは一体何だろうと思う人もいるかもしれません。実は私もその一人で、国民に一律にお金を配って最低生活を支えること、という程度の理解しかありません。ただ最近、日本の貧困問題があらわになり、特に子供や女性の貧困問題がクローズアップされ、さらにこの新型コロナの流行で仕事を失う人が急激に増える中で、日本もこの政策を真剣に考えてもいいのではと思ったりします。問題はそのやり方と財源です。この辺りはなななか難しい問題です。

 

この政策、北欧のフィンランドではすでに実験的に行われ、ドイツも今春から実験に入るそうです。スペインではすでに導入されました。日本は今回新型コロナ禍で国民全員に一人10万円の支給がありましたが、あれより規模は小さいものの似たようなことを継続的に行うのがベーシックインカムなのでしょう。世界各国てこれが真剣に検討されているというのは、やはり今回の新型コロナ禍の国民経済への影響が余りにも大きいことを示しています。

 

なお、この問題については、NHKオンラインの「大学生とつくる就活応援ニュース」に「1からわかる!ベーシックインカム(1)〜(3)」として、とても分かりやすい解説が出ています。