わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

GO TO ART! 木曜スケッチ会通信の第9号を発刊して 

2021年3月16日

 

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私達の水彩スケッチグループは月1回の野外スケッチを行ってきましたが、昨年1月から新型コロナの影響で活動停止となりました。その間、会員30名の相互の連絡と作品発表の場として、スケッチ会の通信を昨年6月から月に1回発行してきました。通信のタイトルは「彩(いろどり)」です。一人 A4 で1ページのスペースに絵と簡単な文章を載せます。しかし、幸い3月からスケッチ会が再開されることになり、この「彩」は今日第9号を出して、あとはしばらく休刊することにしました。今日はこの9ヶ月のスケッチ会通信「彩」の活動を振り返ってみます。

 

作品を「彩」に出した人の延べ人数は96名。作品数は116でした。会員の約3分の1が作品を投稿したことになります。「彩」は毎回 E-mail の添付と Google ドライブのファイルの閲覧という形で会員に送りました。インターネットの環境が無い会員もいたので、その人達にはプリントアウトした「彩」を郵送しました。

 

今回の活動の最大の反省点は、投稿者が限定されたことです(毎回約10名)。その理由として考えられるのは次の点です。

  • パソコンやスマホを使いこなせない会員が多い(会員は50歳〜80歳の中高年):投稿したくても絵の写真の送り方が分からないし、そもそもスマホに送られてきた「彩」の閲覧の仕方がわからない人がいる
  • 閲覧者が会員限定なので、やる気が出ない:これは絵の上級者に多い不満

 

一方、良かった点は次のようなものです。

  • 自分の作品を形に残せた
  • しっかりと時間をかけて作品を会員に見てもらえた
  • 文章と絵を通して、会員相互の理解が深まった
  • 野外スケッチに行けないコロナ禍の下で、自分独自の水彩画を模索できた

 

今後への課題:

高齢者といえども時代の変化についていかねばなりません。パソコンやスマホを使って、SNS などを通して積極的に外の世界と関わることが必要です。これを機会に、ブログを始める、ホームページを作って絵の常設展をやる、インスタグラムに絵を投稿して自分ギャラリーを運営する、などの活動を会員の間で広げていきたいと思います。