わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

スケッチ会通信誌 第20号発行

2022年3月16日

 

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新型コロナの流行で野外スケッチに行けない日が続く中、2020年8月にスケッチグループ(木曜スケッチ会)の通信誌「彩(いろどり)」を発行しました。それが途中の短い休刊期をはさんで、今日の発行で第20号となりました。

 

A4 サイズの用紙に会員の絵と文章を載せています。私のところに毎月15日締切で E-mail または郵送で送られてくる絵の写真と文章を編集し、翌16日に Web 配信と郵送配信の両方で発信します。Web 配信というとかっこいいのですが、要するに Word で編集したものを PDF ファイルに変換し、Google ドライブに移し、そこで発行してもらったリンク(URL)を会員にメールで送って、会員各自にそのリンクにアクセスしてもらうというやり方です。あまりこういう作業に詳しくない私でも、このやり方にたどり着き、何とかうまくやれています。はじめは PDF ファイルを E-mail の添付で会員に送っていたのですが、添付サイズが大きくて開けられない人がいたので、今はこの Google ドライブ経由にまとめています。

 

会員33人のうち、この Web 配信で受け取れる人は26人。あとの7人は Web で受け取れる環境にないということで、紙に印刷して郵送しています。これまでこの郵送では、A4 コピー用紙に片面印刷(一人分1ページ)したものをホッチキスで綴じて送る方法を取っていました。郵送料は1通140円でした。今回思いついたのは、A4 の中厚口用紙の両面に1ページに二人分(従って両面で従来の 4 ページ分)を印刷するという方法です。これだとプリンターでのカラー印刷のインクの消耗がかなり抑えられ、しかも出来上がりの枚数が3枚で済みました(これまでの12枚分)。それを三つ折りにして封筒に入れると、重量25g以内におさまり、1通84円(普通料金)で送れました。これは、我ながら「快挙」です。

 

SDGs(持続可能な開発目標)にふさわしいやり方は、紙を全廃してすべて Web 配信とすることですが、これに対応できない人たちもいるなかで、いろいろと解決策を練るのも楽しいものです。先日、今流行の QR コード(通信誌の URL から作成)をスマホで読み取ってアクセスするというやり方も会員に試してもらいました。これもうまくいきました。4月には作品展を予定しています。その会場にこの QR コードを印刷した紙を掲示して、来場者に展示作品の説明を読んでもらうという試みもやってみるつもりです。

 

コロナ禍で新しいやり方に切り替えていく。世の中、仕事も生活も、そして趣味の世界もどんどん変わっていきます。それに必死でついていこうとしています。