わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

コロナ後は 何を描いて 生きようか・・・

2020年5月18日

 

f:id:yaswatercolor:20200518175854j:plain

 

「アフター・コロナ」とか「ポスト・コロナ」とか、最近は、新型コロナウイルス感染以降の人々の生活のあり方が話題に上ります。手洗い、マスク、三つの「密」を避ける。これが生活の基本ということでしょう。

 

今日から私の高齢の母親がデイケアを再開しました。ほぼ2ヶ月ぶりです。新型コロナウイルスの全国的な流行で、施設での感染が心配になり、自発的に中止していました。今朝迎えに来てくれた車は、いつもと違って3人がけのシートの真ん中を空けて2人がけにし、窓も少し空けていました。車に乗り込む前には今朝の母の体温を聞かれました。新型コロナ対策です。施設も「アフター・コロナ」に対応しているのです。

 

今朝久しぶりに地元の郵便局に行きましたが、ここも窓口には飛沫防止パーティションを置いていました。床には並ぶ人の足の位置を示す印も。これがこれからの社会では常識になるわけですね。

 

f:id:yaswatercolor:20200518175940j:plain

 

私は、退職後は自称「絵描き」として、5年おきの「起・承・転・結」で20年ぐらい元気で活動することを目標にしていました。しかし、退職5年ほどの今回の新型コロナでいきなり「転」がやってきたような気がします。こうなると「結」も意外と早いのか・・・。新型コロナ感染が「結」だったりすると、悲惨だなあ・・・。最近はこんなことを考たりします。「アフター・コロナ」をどうするか、これはそれぞれの人に突きつけられた問題です。

 

例えば私が一つの「自分プロジェクト」と思ってやってきた日本各地を旅しての水彩スケッチ。まだあちこち行きたいところは沢山あるのに、これも今後は恐らく無理。せいぜい近場へ一人で車で出かけるか、もう野外スケッチは最小限にして家で花でも描くか・・・。数年前に描いた植物のスケッチブックを取り出して、しばらく眺める。しかし花の絵で個性を出すのは難しそうです。世の中に花の絵が得意な人は多く、その中でアピールするのは大変。

 

こんな具合で、あれかこれか・・・、さあ何をどうするか・・・。何となく「しょぼい起業」でもするような感じもありますね。しょぼくてもいいから夢を持ちたい。これからは生活の様々な場面で試行錯誤をしながら、「アフター・コロナ」を生きていくことになりそうです。

 

f:id:yaswatercolor:20200518180033j:plain

 

(絵は数年前に描いたチューリップ、ヤマブキ、ミツバツツジ:鉛筆と水彩)