わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

小学校地域ボランティアに行きました

2019年9月9日

 

今日は近くの小学校のボランティアに参加しました。これまで夏休みの初めに行われる算数教室(1日約1時間x3日)には手伝いに行っていましたが、今回からは、本格的に毎週月曜日の午後2時半から4時半まで1年生〜6年生の放課後学習の補助をすることになりました。

 

最初にランドセルを背負ったかわいい1年生がドヤドヤと1階の広い教室に入ってきました。みんな好きな場所に座って宿題の国語と算数の問題集を広げます。知らないおじさんがそばにいて声をかけるので、子供達が不安な顔をするのではないかと心配したのですが、みんなすぐに私がボランティアで来ていることを理解し、打ち解けてきました。国語では、ミカン、屋根、ワニなどの絵が描いてある下にそれぞれ2つ、3つ、4つと指定された数のマス目があって、そこに「みかん」、「やね」などとひらがなを入れます。一つだけキュウリのようなヒョウタンのような絵の下にマス目が3つしかないので、困って「これ、やさい、だね」と教えたのですが、他の子が「へちま」と書いているを見て、「あっ、ごめん、これ、へちまだ」と訂正しました。絵を見て答えさせるのはなかなか難しいものです。

 

2年生以上の生徒も次々に教室に入って宿題を始めました。2年生の女の子は国語の漢字練習をしているのですが、「右という字と左という字はよく似てるけど、書き順はちがうよ」と教えてくれました。そして続いて他の漢字を書きながら、「ちょっと書き順が間違っているけどね」と私に話しながら練習。「いいよ、いいよ。気にしなくても。おっちゃんも書き順はよく分かっていないんだから」と私。かなりいい加減なボランティアです。勉強が終わると、子供達は体育館でバトミントンやバスケットボールをしたり、他の広い部屋でけん玉をしたり紙飛行機を作って飛ばしたりと、放課後の自由な時間を楽しんでいました。将棋ができるボランティアがいる時は、将棋盤を挟んで大人と子供が対局を楽しむのだそうです。私も何度かボランティアをして慣れてきたら、黒板に子供達と一緒に絵を描きたいと思います。幸い、いろいろな色の白墨を自宅に持っているので、それが役立ちそうです。今日も2人ほど黒板に絵を描いている子がいました。

 

2時間はあっという間に過ぎて、その後、今日参加したボランティアの人たちと冷たいお茶とお菓子をいただきながら歓談しました。今日はとてもいい時間を持てました。地域の小学生を地域全体で大事に育てていく。日本の将来を背負っていく人を育てるお手伝いができると思うと、やりがいを感じます。

 

 

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今日のマルちゃん

アルシュ水彩紙 粗目 F6

鉛筆(2B)

シュミンケ固形水彩絵の具

所要時間:1時間30分