わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

「春の海」聞こえてきそう 鞆の浦  広島県福山市鞆の浦

20192

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鞆の浦に来るのは、20129月以来、6年半ぶりです。ついこの前来たと思ったのに、時が経つのは速い。この間、この古い港町に大きな変化は無く、安心しました。昔のままの通り。歴史の香る町並み。前回の旅を思い出しながら、細い路地を歩きました。名物の「鯛めし」弁当も買いました。


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最近、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだばかりなので、江戸末期に竜馬と海援隊を乗せて鞆の浦沖で沈没した蒸気船いろは丸や、尊王攘夷を唱える三条実美ら7人の公卿が京都から長州に下る途中に立ち寄った場所などに興味をもちました。町の通りには雛人形を飾る家々。


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それから鞆の浦全体を見渡せる鞆城址に登って、鯛めし弁当を食べて、スケッチ開始。今日は暖かくて観光客が多く、約20人の人が絵を見てくれました。前から描きたかった場所で描けて満足し、帰りに名物の保命酒の小瓶を買い求めて、帰路に。宮城道雄の名曲「春の海」そのままの鞆の浦でした。


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ウオーターフォード水彩紙 F6 中目 ナチュラル 2枚
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:2時間45分