わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

枯れ芝に 映える茶畑 列をなす (岡山市北区 後楽園)

2019年1月


イメージ 1

 
木曜スケッチ会で後楽園に来ました。最高気温8℃の寒さの中を17名の参加者がありました。今日は、広い芝生の広がる後楽園の北側にある茶畑を縦長の画面で描くことにしました。前回、久しぶりに水彩紙を2枚縦に並べた縦長画面に描いてみて、普通やっている横長のパノラマ画面とは異なる面白さを感じましたが、今回もう一度これに挑戦してみました。縦長の画面の場合には、やはり構図を決めるのに一番気を使います。いろいろ歩いてみて、「ここだ」と思える所に行き当たると興奮します。私にとって、画面の中で空の占める面積は大事なポイントです。
 
今日描いた茶畑は以前から描いてみたかった場所でした。今日は早朝-3℃の寒さで、後楽園を訪れる観光客は少なく、園内を歩く人のことを余り気にしないでスケッチできました。丸く刈られた茶の木の頂端部では葉が黄緑色に輝き、とてもきれいでした。夏も近づく八十八夜には、葉の色がもっと深い緑になり、その季節にはここでも茶摘みが行われるのでしょう。


イメージ 2

 
日陰で描いているうちに次第に寒くなりましたが、今日選んだ場所は、新殿という建物のそばで、周りを木々に囲まれた場所だったので、あまり風が吹かず助かりました。大きなカキの木もあって、季節外れの赤い実がたくさんついていました。こんな寒い時期にカキがなっているのは珍しいです。


イメージ 3

 
ウオーターフォード水彩紙 ナチュラル 中目 F6 2枚
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:3時間