わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

串かつを 頬張るここは 新世界 (大阪市浪速区新世界)

2018年5月


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木曜スケッチ会で大阪の新世界にある通天閣を描きました。今日の参加者は7名。大阪地方の天気は晴れ。昨日は雨でしたが、今日は一転して雲一つない青空が広がりました。新大阪から地下鉄御堂筋線に乗り、動物園前で下車。朝が早いので繁華街の人通りはまだ少なめです。しかし、店の中では準備をする人が忙しそうに働いています。建物の屋根越しに向こうの方に通天閣が見えました。急いで通りを歩いて角を曲がると正面に通天閣の威容。皆「おおー」と声を上げてカメラを通天閣に向けます。だんだん通天閣に近づいて最後は塔の真下に。塔の下は広い空間になっています。それからまた向こう側にまわって、その勇姿を眺めました。ちょっとレトロな時代遅れの感じがするこの塔が大阪らしさを演出しています。「再び大阪から世界へ!」という勇ましい標語が塔の基部に掲げられています。「EXPO2025」という文字も見えます。通天閣周辺のごちゃごちゃした感じがとても大阪らしい。この辺りは串かつなどの食べ物屋さんだらけです。こういうのが外国人観光客にとってはCOOLなのか、あちこちに中国人など外国人の歩く姿。まさにインターナショナルな「新世界」です。

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朝10時。大きな建物の広い階段を登って、日陰から通天閣の全体を描ける場所でスケッチ用紙を二枚縦に並べてイーゼルに固定しました。初めに頭に描いていたイメージ通りの構図です。今日は通天閣を堂々と正面から描きたいと思って来たので、期待通りです。それから集中して3時間のスケッチ。地元の人や通行人や観光客が時々声をかけてくれる中でスケッチが進みました。昼が近づくと繁華街の通りを歩く人の数もだんだんと増えてきました。この街はきっと夜に人通りのピークになるのでしょうね。

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午後1時に全員で集合して絵の講評会をしました。今回も力作が揃っていました。その後、何人かの人たちとお昼ごはんを食べに串かつ専門店に入りました。タマネギ、鶏のささ身、牛、鮭の串かつ、それに白いご飯を注文。全部で800円あまり。大阪新世界の味を楽しみました。

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ラングトン水彩紙 中目 2枚
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:3時間