わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

猫のいる暮らし

201728


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マルちゃんは寒いのは苦手。マルちゃんのいる部屋はエアコンを23℃に設定しています。昼間暖かい時はエアコンを切りますが、夜は寒いのでずっとつけています。そしていつもマルちゃんが寝る椅子の上には小さな電気カーペット(足置き)を置いて、2段階の温度設定のうち低い方にしています。しかし、それだけでは夜中に低温やけどをするかもしれないと心配して、その上にさらに薄い毛布と座布団を置いています。

 

最近のマルちゃんの朝の日課は、陽が昇って温かくなってくると自分の部屋を抜け出して、隣の部屋の出窓のところに飛び上がってそこで陽の光をたっぷり浴びて横になることです。その時はとても幸せそうな顔をしています。この出窓はまるで小さな「縁側」のようです。


昔、子供の頃、鳥取市で住んでいた家(社宅)には裏庭に面して広い縁側があり、晴れた日にはガラス戸を通して差し込んでくる太陽の光の暖かさがとても気持ちよかったのをおぼえています。当時は掘りごたつぐらいしか暖房がなかったので、縁側に差し込む暖かい陽の光は貴重でした。ある寒い冬の朝、外が妙に明るいので障子をあけてみると、一面の雪景色。いつも見慣れた庭の木や畑が30センチぐらいの白い雪におおわれてそれが太陽の光を反射して白く輝き、見たこともないような美しさでした。そんな雪景色も小さな妹と一緒に縁側に立って「わあー」と歓声をあげながら眺めました。マルちゃんを見ているとそんな昔の幸せな子供時代を思い出します。


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