わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

青墨ぺんてる筆と水彩で20分間スケッチ (岡山市北区 里山風景)

2016年6月
 
6月になりました。近くの田んぼでは耕うん機で地面を耕す作業をしています。そろそろ水を入れて田植えが始まりそうです。今日も朝7時の散歩の時に、途中で立ち止まって20分でスケッチをしました。今日は昨日と異なっていつも使っている青墨ぺんてる筆と水彩によるスケッチです。青墨ぺんてる筆は、あとで水彩の筆を使っても墨が流れません。そういう耐水性の顔料インキが使われているようです。水彩紙は昨日と同じラングトンの中目、SMサイズです。これだと見開きで2枚を20分で描けます。実際、今日はきちんと時間を計りながらスケッチしました。ぺんてる筆を使った線描きに5分、着色に15分かかりました。
 
いつもだと、ラングトン水彩紙F6見開きにこの筆で描きます。その時は下書きで2B鉛筆で予め全体の様子をかなり丁寧に描いています。それから青墨ぺんてる筆で正式な線を全体に修正を加えながら入れていきます。そして、初めの鉛筆の線はきれいに消しゴムで消します。それから着色です。前半の作業が長いので、例えば3時間で絵を仕上げる時には最初の1時間半~2時間をこの作業に使います。そして着色は1時間です。
 
今回は時間がないので、いきなり筆で線を描きました。そのため消しゴムを使いませんでした。そのせいか、透明水彩の色がいつもよりさらに透明感を増している気がします。消しゴムを使うと水彩紙の表面が荒れるのでしょうか。安価な水彩紙だと、ひょっとするとそういうこともあるかもしれません。水彩紙の表面の状態が発色などにとても大事な気がします。今回、なんとなくそれに気がつきました。なんでも勉強になります。

イメージ 1

 
ラングトン水彩紙 中目 SMサイズ 見開き
青墨ぺんてる
ウインザー&ニュートン固形水彩絵の具
所要時間:20分