猫のいる暮らし

２０１５年７月２１日

 

中国地方も梅雨明けして、暑さが厳しくなりました。我が家のノーム君（愛称マルちゃん）も最近の暑さにぐったりの様子です。食欲も少し落ち気味です。何しろ長毛種の猫なので、毎朝思い切り毛を梳いてはいますが、体中、特にお腹のあたりは柔らかい毛が沢山生えていて、見るからに暑そうです。最近は運動不足にならないように一日のある時間帯は家の中を全開放にして自由に歩かせています。普段生活する場所も２階の二部屋＋トイレに広げ、エアコンを付けて部屋を涼しくしています。エアコンの空気が直に当たるのが嫌なのか、エアコンがよく効いている場所ではあまりくつろがず、エアコンをつけていない部屋の座椅子の座布団の上でよく寝ています。この時期、脱水症状にならないように水はたっぷりあげています。

 

今週末にはいよいよ本格的なシャンプーをすることにしました。水浴びに慣れてくれれば、暑くてたまらない日にはひと風呂あびて気分がよくなるかもしれません。家内の行きつけの美容院の奥さんは猫を３匹飼っているらしいのですが、夏の間は猫の毛をはさみでカットして涼しくしてやるのだそうです。本当にそんな大胆なことをしていいのか、まあ多分それで長年やってきておられるのならいいのでしょうね。

 

「マルちゃんよく寝るねえ」、「あんたいつも寝てるねえ」、「寝てばっかりでうらやましいねえ」と私はいつもマルちゃんに声をかけているのですが、最近は私も午前と午後に急に眠くなって昼寝をする日が増えて来ました。現役で仕事をしているときは、多少睡眠不足の時でも決して居眠りをすることは無かったのですが、退職して２年目になり、だいぶ気が緩んで、動物本来の体のリズムになっているのかもしれません。少し前の朝日新聞の日曜版の特集記事によると、人間もお昼休みに１５分から３０分ぐらい昼寝をとるのが仕事の効率を考えるととても効果的だそうです。この昼寝が長すぎると逆効果らしいのですが、私の場合、昼寝を始めると１時間以上になってしまい、目を覚ました後、今何時だろうとしばらくキョロキョロし、失った時間の大きさに愕然とするのが普通です。「まあ、退職しているのだからいいか」と最後は自分を慰めていますが。最近は「よく寝るマルちゃん」が私に伝染（うつ）ってしまいました。