わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

猫のいる暮らし

20141228

イメージ 1

 

猫の子は人間と同じで、喜んだりイライラしたり、時には怒ったりの感情があることがよく分かります。餌を与えるときは必死で餌の容器の前に行って固形の餌をカリカリ音をさせて食べますが、それが終わると落ち着いた満足そうな顔になります。餌を食べて口の中を舌で舐め回したあと、おいしそうに水を飲みます。水を飲んだあとが、一番ゆったりした顔です。それから私のそばに来て撫でてくれるのを待ちます。私は最近は優しく撫でるのをやめて頭の上や首筋や背中の皮膚を手荒く掴んで引っ張ります。丁度母猫が子猫を口で噛んて運ぶような感じです。そうすると、うちの猫の子は抵抗しないで気持ちよさそうによだれを垂らします。目が細くなって「極楽極楽」と言っているような表情で、「ふわ~ふわ~」と息をしながら私の顔に自分の顔を近づけてきます。

 

こちらの制止をきかず、自分の部屋から勢い良く飛び出して次の部屋に行ったのを、追っかけて抱き上げて無理やり元の部屋に戻したりすると、今度は機嫌を損ねているのがすぐに分かります。名前を呼んでも知らん顔。私が顔を近づけても目をそらして知らん振り。私がふざけて鉛筆の尖っていないほうで背中をつつくと、怒って鉛筆に齧りつきます。面白いです。猫の子をからかっていると面白くて飽きがきません。私が構ってやらないと、欲求不満で、私の座っている椅子の布製のシートにガリガリと爪を立てます。


イメージ 2

 

しかし、普段はおとなしくほとんど椅子の上で寝ています。猫ってよく寝るからネコっていうのでしょうか。寝ていると、体のあちこちをつついても、無理やり口を開けても、無反応です。完全に安心しきって私のそばで寝ています。朝も昼も夜も、寝てばかり。暖房の効いた部屋で、美味しいものを食べて、寝るだけの生活で、「ちょっと単調じゃないかな」と思うのですが、これがこの子たちにとっては一番の幸せなのでしょうね。



イメージ 3