わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

作品展を無事終わりました

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今日で5日間の作品展を終わりました。ご来場いただいた皆様,どうもありがとうございました。地方の街の商店街のギャラリーっていいですね。しかし,今回作品展を開いた倉敷は,地方といっても日本各地から観光客が沢山訪れる場所なので,アマチュアの水彩画の展示の場所としては最高の場所かもしれません。今日大阪から来られた女性が,「大原美術館の近くで水彩画の展覧会をやる,その根性がえらいわあ」と言っておられたのですが,まさにそういうことでしょうね。西洋美術のメッカである大原美術館から目と鼻の先みたいなところで作品展をやらせていただいて,実に幸せな気分でした。

 
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芳名帳に記入してくださった方が全部で55人。実際には多分その倍ぐらいの人が会場に来てくださったと思います。この数はそれほど多くはないのでしょうが,来てくださった人達との会話はどれも濃密でした。専門家からの貴重なアドバイスも沢山いただきました。これからやってみたいことも浮かび上がってきました。実は,絵は技術的にうまくなろうとはあまり思いません。ただ,描きたい場所で今まで通りのやり方で自分の好きな絵を描きたい,それだけです。

 

私のような画歴が乏しく,公募展などでの入選・入賞歴が皆無,無所属,師事している先生なし,絵のスタイルは完全な自己流,というアマチュアでも,こんな作品展ができる,ということで,同じ絵が好きな人たちの刺激になれば,こんなうれしいことはありません。今は世の中が大きく動いています。かつてのように,先生に師事して公募展に入選を重ねて,というような道はひょっとしたら,過去のものかもしれません。特にアマチュアにとってはそうだと思います。今はブログなどで,自由に自分の絵を公開し,他の人たちと交流できます。そして私のように,それをまとめて本にしたり,今回のように作品展を開いたりも出来ます。要するにやる気になれば,なんでも出来る時代です。何の遠慮もいりません。絵を見ていただいた方の中には,家に引きこもりがちで元気がでなかったのに,私の水彩画を見て少しやる気と元気がでた,と言ってくださる方が何人かいました。完全に自己流の絵描きでもこんな展覧会が開ける,というのも多分刺激になったのでしょう。絵や作品展が人を元気づけることができるのなら,それもすごくうれしいことです。

 

私自身も今回の経験で新たな挑戦の意欲がわいてきました。次回また秋に作品展を計画しています。またそのときは是非おいでください。新しい絵をお見せできるよう,がんばります。



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ギャラリーの入り口から見える店