わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

島根県立美術館 「水彩スケッチ親子展」開催

2015年8月13日
 
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島根県松江市の県立美術館で「水彩スケッチ親子展」をやることになりました。親子と言っても私と私の91歳の母親の「老年親子」です。開催は、お盆をはさんで1周間です(8月12日~17日)。この時期、親戚の人たちが絵を見に来てくれるとお互いに久しぶりに会えて近況報告などにちょうどいい場になるのではないかと思って企画しました。開催日前日の11日が絵の搬入日でした。朝自宅を出てJRに乗り、昼ごろ会場の搬入口に到着。搬入口には他のグループも車や小型トラックで来ていました。


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美術館が一般に貸出するスペースが3つあり、インターネットで調べてみるとそのうちの一つの第3展示室がたまたまこの時期空いていたので、思い切って美術館に電話して貸していただくことにしました。一日あたりの賃貸料が比較的安かったので、かなり狭い部屋だろうとおもっていたのですが、現場についてびっくり。アマチュアにはもったいないような素晴らしい空間でした。天井も高く、照明も穏やかで、のびのびと気持ちが広がる感じです。この美術館、「宍道湖に沈む夕日が眺められる美術館」として今話題の美術館です。


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絵の搬入はいつも倉敷のギャラリーでの個展でお世話になっている画材屋さんにお願いしました。お陰で、短時間でこの広い空間にきれいに絵が並びました。さすがにプロの仕事です。これが自分たちだけだと多分夕方になっても準備が出来上がらなかったと思います。美術館の担当の人もいろいろとアドバイスをくださり、助かりました。


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そして昨日が初日。入場者は70名余り。思ったより沢山の方に来ていただけました。美術館の企画展や常設展を見に来た人がついでに立ち寄ってくれるので、見る人の年齢層も夏休みの小学生、若い学生さん、家族づれ、年配の人と幅広いです。母の水彩静物画と木彫作品、それと私の風景スケッチを全部で40点ぐらい並べました。来てくださった人とゆっくり絵の話をするのが楽しいです。ついでに私の本「わたしの水彩スケッチ日本紀行2」も2冊、絵葉書も40枚ほど売れました。


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下の絵は、私の母が昨年90歳の時に老人施設のサークルで描いた絵です。


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