わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

作品展「わたしの水彩スケッチ日本紀行」最終日 「水彩描き易く額減り難し」

2015年11月3日

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今日は文化の日です。私の作品展も最終日を迎えました。7日間でギャラリーに来てくださった人の数は250名。多分その半分ぐらいの人とは直接お話できたのではないかと思います。いつものことながら、私にとっては大変有意義な1週間でした。
 
退職してから1年7ヶ月。この間、倉敷で4回、松江で1回、岡山で小さな規模で1回と計6回も個展をしました。我ながらよくやったと思います。これからは少しペースを落として、体力の続く限り無理のないかたちで、このような作品発表会を継続したいと思っています。
 
計6回も個展をするうちに、買った額縁の数も増えました。今日作品展が終わって、搬出した額が我が家の玄関先にドーンと届いたのですが、思わず「ぎょっ」とするような数でした。大小取り混ぜて30個です。老後はなるべく持ち物を少なくしてシンプルライフを目指していたはずなのに、まあこの有様。でもこればかりは仕方ないですね。


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油絵とか日本画だと50号や100号のカンバスが置き場もなく部屋の中に積み重ねられたりするのでしょうが、幸い水彩画は紙の保管が至って楽です。私の場合、もう150枚ぐらいの水彩画を描いていますが、全部まとめてもそんなにかさばりません。しかし、額縁は別問題です。今後、個展を続ける限りは、額縁が増えることはあっても減ることはないでしょう。絵が売れて一緒に額縁が減ればいいのですが、それは余り期待できないので、事態はこれからますます深刻になりそうです。


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水彩画は描き易いのですが、調子に乗って絵に合わせて額縁を買っていると額縁の数は増え続けます。「少年老い易く学成り難し」と言いますが、私の場合は「水彩描き易く額減り難し」というところでしょうか。