三月
2023年3月2日
「三月の背なの日差しの暖かさ」
今日の季語は「三月」。三月になっただけで急に春めいた気分になります。実際には今日は寒い一日でした。明日からはまた暖かくなりそうです。
昨日は歯医者で虫歯が見つかり、来週に治療することになりました。ややショックですが、歯を抜くわけではないので良しとしましょう。私の場合、親知らずが抜かれないまま4本全て残っていて、その周辺の歯磨きが悪くて虫歯になりやすいようです。もう高齢者なのでそのうち歯が次々と抜けてしまうことは覚悟しなければなりません。これが老化ということなのでしょう。一日一日大事に生きようと思います。
さて、「三月」を季語にした句の紹介です。
「三月の甘納豆のうふふふふ」 坪内稔典
「三月のとろろ昆布へ往かん、いざ」 坪内稔典
どの句もユーモアたっぷり。こんな句でもいのかと思わせるような句です。しかもどの句も食べ物を扱った句。春三月の喜びが食べ物をとおして伝わってきます。これだけ徹底しているとすごいですね。