大寒
2023年1月20日
「大寒や遠くに犬の吠える声」
今日は大寒。暦の通り大変寒い一日になりました。明日、明後日ともう一段寒さが増す予報です。今週末から来週にかけてが今冬の寒さのピークでしょうか。
「寒」を『新版 今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で見てみました。
「小寒に入った日から大寒の明ける日までの約30日間。寒に入って四日目(一月八日頃)を寒四郎、九日目(十三日頃)を寒九という。前者は厄日。後者はこの日天が降ると豊作という。」
「大寒」を季語にした句を一つ。
「大寒や真赤な苺店先に」 逸見静江
ちょうどこの時期、苺がスーパに並び始めます。真っ赤で大粒。味も新鮮です。旬の味です。苺のみずみずしさを詠んだこの句に惹きつけられました。