初暦
2023年1月2日
「初暦めざす一日一句かな」
今日の季語は「初暦(はつごよみ)」。昨年暮れに自家製のカレンダーを初めて作りました。自分の水彩スケッチを使っています。絵のモチーフは毎朝の散歩で出会う野猫たちと小鳥たち。絵の写真を12ヶ月12枚と表紙1枚の合計13枚揃えて業者に頼み、卓上型のカレンダーに仕上げてもらいました。近所の猫好き、鳥好きの人に差し上げましたが、喜ばれています。
今日はそのカレンダーの1月の写真をブログに載せます。
「初暦」を季語にした句をいくつか紹介します。
「初暦めくれば月日流れそむ」 五十嵐播水
「幸せの待ち居る如く初暦」 稲畑汀子
「初暦静かならざる日もあらむ」 山田みづえ
どの句もわかりやすいです。誰でもが新しいカレンダーを手にした時に感じる感情を素直に詠んでいます。特に2つ目の稲畑汀子の句が好きです。期待半分不安半分の気持ちで新しいカレンダーをめくってみる時の気持ちがよく出ています。