わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

秋の雲

2022年10月21日

 

「秋の雲街路樹の枝落とす人」

 

秋の雲がこんなにも美しかったかと再認識することが多いのは、多分俳句を始めたせいもあるでしょう。6月に俳句をブログに毎日投稿し始めてから4ヶ月たちました。最初の情熱というか勢いというか、それは少し冷めたかもしれませんが、相変わらず句作を続けています。

 

俳句は季節ごとの自然を詠むことが多いので、朝の散歩道でも周囲に目を凝らすことが増えました。自然の変化をじっくり見る。これだけも俳句を始めた意味があったと思います。

これまで詠んだ句はすべてパソコンのワードファイルにまとめていますが、確かに毎日の心の記録としてしっかりと残ります。つまり日記の代わりになります。しかし、1日1句の作業は、最初は楽そうに思えましたが、やってみるとなかなか大変だと分かりました。たった1句なのに出てこない日が多いのです。椅子に座ったり寝そべったり、いろいろな姿勢でノートに句を書き込みます。句が浮かばない時は2,3時間そうやって考えている日もあります。もちろん外を歩いている時も口のなかでもごもごと出来たての句を詠むことがあります。

 

参考にしている『20週俳句入門』(藤田湘子著、角川書店)では、各章を読み進むうちに章末の有名な俳人の句を暗記させられるのですが、これがなかなか難しいけれども面白い。

こうやってだんだん俳句の道にのめりこんでいくのだなと納得します。

 

とりあえずこの4ヶ月毎日休まず句作を続けました。あと2ヶ月、年末まで続けて6ヶ月にしたい。その後、さらに気力と体力があれば9ヶ月、12ヶ月と頑張ってみるつもりです。作った俳句は同時にTwitterにも発表しています。Twitterの俳句の先輩方からの「いいね」がとても励みになります。