わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

英単語メモ ー offline education(オフライン エデュケーション)、online education(オンライン エデュケーション)

2022年4月5日

 

f:id:yaswatercolor:20220405175940j:plain

 

今日はNHK語学テキスト『ラジオビジネス英語』(2022年2月号)に掲載されているベン・ネルソンさん(アメリカ出身で2011年にミネルバ大学を設立)のインビュー記事「21st-Century Skills」(21世紀スキル)に出てくる言葉 について考えてみました。

 

ミネルバ大学は世界最難関の大学で、合格率1%。4学年600人の学部生が在籍しているそうです。授業の特徴は完全なonline。今は新型コロナの流行で世界中の大学がonline授業をやっていますが、ミネルバ大学では新型コロナの流行前からonline授業。最先端のテクノロジー環境で、国際色豊かな学生を集めて、独特の教育を行っているようです。Offline 授業(従来型の対面式授業)には限界がある、と初めからonlineにこだわる。これはなかなか思い切ったやりかたです。

 

それに加えて、ミネルバ大学では1つのキャンパスに集まって教育を受けるのではなく、4年間で世界各地の7都市での生活を体験します。その都市とは、サンフランシスコ(アメリカ)、ソウル(韓国)、ハイデラバード(インド)、ベルリン(ドイツ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ロンドン(イギリス)、台北(台湾)です。

 

この大学で教える21世紀スキルとはどんなものか、もっと知りたく思いましたが、詳しい説明はありませんでした。ただ、現在最先端の技術を教育に生かしていることだけは想像できます。また教育の理念みたいのものも、テキストの説明だけではよく分かりません。既存の大学が掲げるものとよく似ている気がします。

 

私のような年令になると新たにofflineで大学教育を受けることは難しいですが、onlineなら可能かもしれません。通信教育や、例えばラジオやテレビの講座でも似たような講座を聞くことができます。これからは生涯を通してonlineで自己教育をしていくことが大事かもしれません。自己教育の内容はミネルバが目指しているリベラルアーツ(一般教育)そのものです。その意味では、このミネルバ大学のやり方がいろいろな面で参考になる可能性があります。