わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

日本製コロナワクチンはいつ出来るのか?

2020年12月11日

 

アメリカ製薬大手のファイザー社とドイツのバイオ企業が共同で開発したコロナワクチンの接種がイギリスで始まり、アメリカでも間もなく行われます。日本でも同じ製品がいずれ供給される予定です。

 

すでにロシアでは独自ワクチンの接種が始まっています。中国も独自開発しました。ところで、わが国ではワクチン開発はうまくいっているのでしょうか。できれば日本人には、順番待ちをしなくてすむ安全な国産ワクチンを打ってもらいたいという思いがあります。

 

今回のコロナの流行では、図らずも日本の科学力や医療体制の脆弱さが露呈してしまいました。PCR検査数は諸外国に比べて比較にならないほど少ない状態が続きましたし、コロナワクチンや治療薬の開発についても明るいニュースはまだありません。日本の科学力低下はここまで深刻なのかと心配になります。

 

今回のファイザー社のワクチンについては、多分日本政府はわが国への供給への見返りに莫大な研究費を提供しているはずです。このワクチンはこれから先、毎年何度か接種を続けることになります。その時、国産ワクチンがあれば、国の負担も少なくてすむはず。コロナとの戦いの最大の武器はワクチンです。普段から、基礎研究をする大学や企業に対する大幅な研究支援が必要だと、このコロナ危機のなかで強く感じます。

 

f:id:yaswatercolor:20201214143144j:plain