わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

英単語メモ ー entrepreneur(アントラプラナー)

2022年3月21日

 

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今日はNHK語学テキスト『ラジオビジネス英語』(2021年12月号)に掲載されているタイラー・ブリュレさん(カナダ生まれのジャーナリスト、起業家、雑誌編集長)のインタビュー記事に出てくる言葉 entrepreneur について考えてみました。

 

インタビューのタイトルは「The future of Print Media、プリントメディアの未来」。これは以前から自分が気になっているテーマでした。退職後、旅のスケッチとエッセイの本を自費出版しましたが、果たしてこんな本を出して世間の人が読んでくれるのかという疑問とともに、相当な出費となる本(プリント)よりも、今ならブログ、Twitter、インスタグラムなどデジタルメディアの時代だろうという気持ちがありました。そこのところをこの人はどう考えているのか、知りたく思いました。

 

ブリュレさんは今から14年前、ちょうど世界がプリントからデジタルへ移行する時期に「モノクル」という雑誌を発刊しました。世界中でどこでも読める雑誌(地域ごとに異なる edition(版)ではなく、世界で統一した edition で同じコンテンツ)を大企業に属さない小回りの効く独立した出版社から出す。しかも本のような厚みがあり(しかし小ぶりで)保存したくなるような雑誌にする。これがアイデアでした。

 

時代の流れはデジタル化でプリントはもうおしまいという世間の常識に逆らって雑誌出版に挑戦し、それがヒットしたわけです。雑誌の主要なテーマは世界中の entrepreneurs (起業家)やブランドの発見と紹介です。デザインと建築、工芸と文化、ファッション、食品、娯楽、旅行など世界中の面白いものを取り上げています。これらの情報はプリントだけでなく、デジタルでも同時に発信しています。

 

しかし新型コロナのパンデミックがこの企業にも試練を与えています。イギリスのEU離脱も試練です。この辺りの話がとても参考になりました。起業というのはとても夢があり、最近の大学の講義などでも「自分が起業するつもりで考えてみなさい」とよく言われるそうです。既存の大企業では実現しない自分独自のアイデアを実現させる頭脳と行動力が若者に求められているのです。

 

さて、今日の本題はここに出てきた英単語 entrepreneur アントラプラナー(起業家)です。

難しい発音ですが、フランス語から来た言葉だそうです。

 

Advanced Favorite English-Japanese Dictionary の説明をみました。

 

Entrepreneur (名詞)(リスクを伴うが利益の見込める事業を興す)起業家.