わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

オリーブ (モクセイ科・オリーブ属)

2021年4月12日

 

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地中海沿岸地域を原産地とする常緑高木です。風にそよぐ銀葉がきれいです。5月・6月ころに開花し実をつけます。とは言っても、わが家のオリーブは地植えでかなり大きく成長したのに、全く実をつけません。他の種類のオリーブの木が近くにないと受精・結実しないそうです。

 

今日は母の内科の薬をもらいに薬局に行ったのですが、その薬局の入り口には7つか8つの大型の鉢に植えられた子供の背の高さぐらいのオリーブの木がありました。お店の人に「おたくのオリーブはとても元気そうですが、沢山実をつけますか?」と尋ねたところ、「うちのは鉢植えのせいか、ポロポロとやっと実をつけるぐらいですよ」との返事でした。こんなにいくつも木が並んでいても実をつけるのは難しいのでしょうか。

 

この薬局のオリーブの木に刺激されて、今日は先日買ったオリーブの苗木をオリーブ専用の土を使って新しい大きめの鉢に移植しました。移植後、鉢の下の穴から流れ出るぐらいたっぷりの水をやって、あとは日陰にしばらく置いて根付くのを待ちます。

 

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この簡単な移植作業を終え、ついでに、大きく育った地植えのオリーブの木の枝を1本切ってガラス瓶に入れて机の上でスケッチしました。まだ花も何もないシンプルな枝ですが、スケッチするとやはり葉の付き具合や形などがよく分かります。この葉の色がオリーブ色なんですね。このまましばらく机の上に置いて、何か変化が起きないか観察したいと思います。

 

今日のスケッチ

モンバル・キャンソン水彩紙 中目 F4

鉛筆とシュミンケ固形水彩絵の具

 

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