わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ノートがあればすぐできる(その4)— 料理レシピ集

2020年11月22日

 

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一筆書き

 

私はほとんど毎日家で料理をしています。退職してから最近始めたのではなく、結婚直後からやっているので、もう40年以上。料理は楽しいです。材料の買い出しにも行きます。自分で美味しいものを作る喜び。またそれを家族が喜んでくれる喜び。

 

私の母は若い頃から料理が苦手でした。母の下手な料理にたまりかねて、父が台所に立つこともしばしばでした。私の料理好きは父親の遺伝かもしれません。私が中学生の頃は、母が作ってくれる弁当がいつもワン・パターンで美味しくなくて、昼食の時間に弁当箱のふたを開けるのが憂鬱でした。その反動からか、私が結婚して新家庭に新しい炊事道具が揃うと、私は時々妻の炊事の手伝いをし、たまに簡単な料理1品作るようになりました。

 

15年前に妻の両親を我が家に引き取り、さらに5年前には私の母を引き取りました。現在は90歳を超えた2人の母を世話しています。料理は我々夫婦で昼・夜の交代でやります(朝は簡単なので共同作業)。私の担当メニューはインターネットの「クックパッド」から知恵をもらいます。その「クックパッド」の記事をプリントしA4ノートに貼り付けると、料理のレシピ集ができます。今、このレシピ集が2冊めです。普段は、このノートを開いてメニューを決めて、そのレシピ通りに料理を作ります。「クックパッド」は誰でも作れる簡単な料理が多くて助かっています。なるべくワン・パターンにならないように、時々この「クックパッド」を開いて勉強し、新しいメニューを印刷して貼り付けます。

 

5年前に母を引き取ったその夜からは、私が作った夕食を毎日写真に撮って、1週間分を週末にまとめてブログに載せ始めました。ブログに載せれば、料理にも気合いが入ると思ったからです。何となく始めた料理ブログが約1年半、途中休むことなく続きました。しかし、当時使っていた「Yahoo! ブログ」が閉鎖されることとなり、「はてなブログ」に移行する際にその料理ブログを止めました。今思い出すと、我ながらよく続けたと思います。

 

料理はアートです。感性と知性の両方が要ります。準備に頭を使うので、ボケ防止にはとてもよいと思います。長い人生では、男でも一人で料理を作らなければならない時が何度かあります。その時のトレーニングも普段からやっておくとよいでしょう。外食がままならない今の新型コロナ禍の時代は、まさにそんな時なのかもしれません。

 

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