わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

溜川(ためがわ)の 川面を渡る 風寒し (岡山県倉敷市玉島 溜川水彩スケッチ)

2015年10月
 
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10月の10日~12日の三連休中に一度ぐらいはスケッチしたいと思い、今日は倉敷市玉島の溜川(ためがわ)に来ました。ここは3年前の夏の暑い時期に訪れて、スケッチしています。あの時はモネの睡蓮を思わせるような水草が水面に一面に浮いていて、感動しました。今日は水草が全くありませんでした。冬が近づいて全部枯れたのか、それとも清掃して取り除いたのか、どちらかよく分かりません。3年前には有名な古い水門がありましたが、今は撤去されていました。これを残そうという運動があったようですが、実らなかったみたいです。こうやって町の姿がどんどん変わっていくのですね。


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お昼前の時間に玉島に着いたので、スケッチの前に先に昼ごはんを食べることにしました。ちょうど通りかかった観光案内所で地図をもらい、適当な食堂やレストランを尋ねたところ、いくつかその近くの場所を教えて下さいました。その中で、和食の店があったので迷わず入りました。注文はプレミアムランチ。今日のメインメニューはカレイ(魚料理)でした。とても美味しく頂きました。お客さんも次々と訪れて人気の店でした。


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溜川の周りの古い民家の並びは、幸い3年前と変わらずそのままの姿をとどめていました。 スケッチポイントになる玉島図書館前の場所に来てみると、すでに絵のグループの人が10人ほどマイクロバスで来ていて、あちこち好きな場所でスケッチをしていました。よく見るといつもバススケッチなどで一緒になる友だちも何人かいました。「わあ、熱心ですねえ」などとお互いに声を掛け合いながら、しばらく一緒にスケッチ。今日は曇り空。10月半ばなのに風が冷たく、次第に体が冷えてきました。もう早くも冬のスケッチの服装をしないと駄目みたいですね。


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マイクロバスの人たちは早めに引き上げていき、後は私一人が残ってスケッチを続けました。12時半からスケッチを始めて、丁度3時間ぐらいで体が寒さに耐えられなくなったので、これで「完成」としました。今日はやや寒々とした感じの溜川が描けたように思います。


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