わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科・ノウゼンカズラ属)

2020年7月20日

 

今日は梅雨の晴れ間。今年の梅雨は異様に長い。まだ終わりません。新型コロナウイルスの第2波と思われる大きな波が訪れつつあり、ここ岡山でも7日間連続で感染者が出ました。いつも1人か2人か、ぽつりぽつりなのに、昨日は初めてのクラスター発生で一挙に4人。ちょっと怖くなりました。間も無く政府の「Go to トラベル」キャンペーンが始まろうとしています。でも、ちょっとこの時期、旅行は控えたほうがいい。私など、コロナが始まって以来、移動は車か自転車か徒歩。路線バスにもJRにもこの数ヶ月全く乗っていません。地方の人達、特に高齢者は殆どがこんな感じだとおもいます。頑張って外出を自粛しています。ここで都会と地方との行き来が盛んになると、新型コロナ感染リスクが間違いなく高まる、と地方の高齢者は危惧しています。

 

さて、ここ岡山では白桃の収穫期がきました。農家では早朝から収穫作業で大忙しの様子です。うちの近所でも収穫した白桃を載せた軽トラが走っています。この季節はそろそろノウゼンカズラの花が咲きはじめます。よく農家の庭先でつる状に伸びた枝によく目立つ赤橙色の花をたくさん咲かせています。カズラとはつるの意味です。実は、我が家でも数年前までこの木がありました。近所から頂いた木で、初めは可愛いかったのですが、木の勢いが強く、ぶどう棚にはい上がり、根もどんどん伸ばして隣家の庭にまで達する生命力の強さ。これに恐れをなして、庭師さんに頼んで根元から切ってもらいました。しかしそれでもまだあちこちから枝を伸ばします。

 

花はとても健康的で明るい色です。夏らしい花で好きなのですが、上に書いたように木がちょっと手ごわい。中国原産の落葉樹です。花弁は草木染めに使うそうです。

 

絵はかなり以前、我が家にまだこの木があった頃に描いたものです。水彩ではなく日本画で使う顔彩で描きました。顔彩でもいい色がでます。

 

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コットマン水彩紙(今は販売中止) F6 細目

鉛筆と顔彩