わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

手強(てごわ)くて ジョークに出来ぬ コロナかな

2020年3月19日

 

このところ、深刻化する新型コロナウイルス感染症の報道に、ただただ驚き、ため息の出る毎日です。ニュース解説者の誰かが「人類100年に1度の危機」と言っていましたが、いろいろな報道を見ていると、今はまさに世界中がそのような危機に見舞われている最中だと自覚させられます。そして、今が危機の始まりのステージなのか、それとも危機のピークに近いのか、誰にもわかりません。事態をしっかりこの目で見ようと思って朝から深夜まで関連するテレビニュースやネット上の情報を追いかけ、新聞もしっかり読んでいます。そしてその結果、私は、先が見えない不安で気分が暗くなる「コロナ鬱(うつ)」状態にほとんどなりかけています。多分私だけでなく、世の中の多くの人が今はそういう心理状態なのではないでしょうか。

 

いつものように、今の自分の気持ちを軽くジョークにして笑い飛ばしたいと思っても、なかなか出来ません。現実に猛威を奮っているコロナウイルスが手強すぎます。経済への影響も深刻で、この先の事態が全く予想できない。そのうち何とかなるのか、ならないのか、全く分かりません。私達にできることは、手洗い・うがいなど一人ひとりが出来る基本的な感染予防策を取って、毎日緊張感をもって、しかしなるべく普段どおりに生活していくことでしょう。

 

このような状況なので、月1回の水彩スケッチのグループ活動もしばらく中止となります。これまで電車やバスに乗ってのスケッチ旅行が大変楽しみでしたが、これからしばらくは出来ません。考え方を切り替えて、自分の車や足で行ける近場の誰にも会わない静かな場所で、しかも一人でスケッチするのなら、多分大丈夫だと思います。

 

木曜スケッチ会では、3月26日(木)に広島県竹原市でのスケッチ会を予定していましたが、中止とさせていただきます。4月23日(木)の奈良市でのスケッチも、今のままの状態では厳しいと思います。幸い岡山県では現在のところ感染者は出ていませんが、お隣の兵庫県大阪府では事態は厳しいです。明日からの3連休に、大阪府知事大阪府兵庫県の間の移動の自粛を要請しました。コロナウイルスに対してはこれからも油断禁物です。感染力が強く、しかもワクチンなど有効な治療薬がまだ無いので、細心の注意を払って感染予防と感染拡大防止に努めるしかありません。

 

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今日のマルちゃん

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