わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

この子らも 微妙に参る 猛暑かな

2019年8月5日

 

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連日猛暑日が続きます。我が家の水槽に飼っている金魚たちの状態も気になります。今日の水温は28℃。冷房の効いた部屋に水槽を置いているので、部屋の温度とほぼ同じです。これでもし冷房を切ってしまうと、多分金魚たちはダウンするでしょうね。水温が上がると金魚の呼吸も盛んになるので、その分、ポンプで空気(酸素)を十分量送ってやることが大事になります。水の雑菌も高温では増殖しやすいので、冬より頻繁な水換えが必要です。温度が上がると餌もよく食べ糞もでるので水換えが大変です。

 

今日は、カリフォルニアに住む友人からメールが来ました。彼は毎年7月に仕事で京都・滋賀に3週間ほど滞在するのですが、先日無事アメリカに帰国し、今年の京都は去年よりずっと過ごしやすかったと書いてきました。今年は梅雨が長引いて晴れ間が少なく、7月はそれほど暑くならなかったのですが、8月に入って京都も猛烈な暑さです。

 

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朝日新聞8月4日の記事より


 一方、その友人が住むカリフォルニアは乾燥がひどく、最近は毎年大規模な山林火災が起きています。かつてはこの地域の火災の原因は、1位放火、2位自然発火でしたが、最近はこの順位が入れ替わっていると思います。自然発火の原因は、昔は道路脇に捨てられたコーラの瓶だった、と聞いたことがあります。ガラスの瓶がレンズの働きをして光を集め、それが枯れ草に当たると火が付きます。今は、ガラス瓶入の飲料は大幅に減ったと思うので、単純に高温・高熱による発火なのでしょう。友人が住んでいるサクラメント市周辺でも最近非常に大規模な火災があり、多くの人が焼け出されて、私もかなり心配しました。

 

今年はヨーロッパも猛烈な暑さとか。ロンドン、パリ、ベルリンが軒並み40℃になったとテレビが報じていました。ロンドンでは地下鉄にエアコンが入っていない車両があるので(多分全部?)、特に用がない人は地下鉄に乗らないよう通達があったそうです。かと言ってロンドン名物の2階建てバスに乗ると、乗ってみると分かるのですが、エアコンは無いし、特に2階の席は日が当たって暑い暑い。観光客が大変です。

 

このように、世界中で、少しずつ夏が「緊急事態」です。地球温暖化防止を訴えて一人でストライキをしたスウェーデンの少女が最近話題になりましたが、彼女は二酸化炭素を多量に排出する飛行機には今後乗らないと宣言しています。こんな市民の運動が広がりを見せる一方で、各国政府の取り組みは大きく進んでいません。マスコミのこの問題の取り上げ方を見ても最近は低調さが気になります(多分、世界的にも国内的にも目立った動きがないので、マスコミも嫌になったのかもしれません)。地球温暖化防止はいろいろやってみても、結局うまく行かないのではないか。そして、今世紀末には地球全体で今より1℃も2℃も地上平均気温が上がるのではないか。私はだんだん悲観的になっています。

 

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