わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

「富士日記」を まねたスタイルで 書いてみた

2022年6月12日(日)晴れ

 

朝5時半に起床。部屋のシャッターを開けると眩しい日差し。7時に散歩に出てショートコースを歩いた。本当は土日はフルのロングコースを歩くのだが、今日は何となく気がすすまなかった。今の時期、朝はまだ気温が低く、歩いていて気持ちがいい。帰宅後朝食の準備をした。朝はいつも果物とパンとスープだ。パンはパン焼き機で作った自家製。スープは玄米のスープ。どちらも妻が作る。日曜日の朝はたいてい朝食の片付けもしないで10時頃までのんびりNHK日曜美術館などのテレビを見る。日曜だけのスペシャルの時間だ。

 

今日は昼食を妻が、夕食を私が作ることになった。妻が午後から夕方まで出かける用事があるためだ。普段は私が毎日昼食を作る。昼食後、うちの猫のマルちゃんのスケッチをした。久しぶりだ。マルちゃんは元気だが、1年ほど前に自分で右眼を引っ掻いて痛めてしまい、それがなかなか治らない。結膜炎らしいが、動物病院で何度がもらった抗生物質はあまり効果が無かった、むしろ最近買った市販の犬猫用の目薬がよく効いている。調子がいいので、もうすぐ治りそうな気がする。

 

 

 

 

夕方、妻が外出先から帰宅。最近数週間、同居している義母(93歳)の体調がよくなく、寝たきり状態だ。妻が付きっきりで世話をしているので、妻はなかなか長い時間外出できない。今日は妻が長く外に出たが、留守中何事もなくてよかった。夕食を私が作った。前に作って、その後何度もリピートしている「カリカリさけのソテー」だ。

 

 

 

今日はアマゾンに注文していた「富士日記」(武田百合子)が届いた。ずいぶん以前に読んだことがある。今回、もう一度読み返したくなった。夫の武田泰淳と過ごした富士山荘での日記で、昭和39年7月から昭和51年9月までの13年の記録だ。ちょうど私が高校に入学した年から始まっているので、興味深く読み返せそうだ。今日の私のブログも早速富士日記のまねをして日付のあとに曜日と天気を入れてみた。こんな日記スタイルのブログだと書きやすいし、続けやすいだろう。時々やってみたい。

 

 

 

偶然が 重なって昼食 冷やし中華

2022年6月11日

 

今朝起きてカーテンを開けると、今にも降り出しそうな空。部屋でラジオ体操をして、それから顔を洗って、用心に折り畳み傘を持って朝の散歩に出た。週末は平日に普段会わない若い人が散歩をしている。土日は母親のデイサービスの迎えが来ないので、ゆっくり散歩できる。40分のフルコースを歩く途中で田んぼにさしかかると、農家が田に水を引いていた。いよいよ田植えのシーズン開始だ。

 

散歩コースの中ほど、農道脇の畑でまた91歳のお婆さんに会った。農家の男性と話をしていて、ちょうど歩いてきた私と妻を見つけて声をかけてくれた。

「久しぶりじゃなあ。よかったらこれ食べて」

差し出されたビニール袋にはきゅうりが3本入っていた。

「今、この人にもあげたんじゃ。形が悪いけど、採れたばかりじゃからおいしいよ」

農家の男性は小型トラックで来ていて、これから始まる田植え用の稲の苗の管理をしていた。有り難く採れたてのきゅうりを頂いて、散歩道の終盤の急坂を登って自宅に向かった。

 

 

朝食後、車で行きつけの散髪屋に行った。月に1度の割合で散髪している。多分もう20年近くその散髪屋さんにお世話になっている。私と同じ年代の夫婦で店をやっておられて、腕もいいが、会話が楽しい。自分に合う理髪店を探すのは実は難しかった。子供の頃は散髪はもっぱら母親がしてくれた。中学に入って坊主頭になり、その時から理髪店に行くようになった。大人になって散髪屋は結構ストレスだった。散髪中の会話が苦手で、ほとんど黙って散髪してもらうことが多かった。店もいろいろと探して、どこにも気に入った理髪店が見つけられず、結構悩んだ。今の散髪屋さんは、初めて入った時にとても印象がよかった。清潔で、会話もさり気ない世間話。やがて、このご夫婦と旅行の話、釣りの話、地元岡山ファジアーノのサッカーの話などをするようになり、散髪に行くのが楽しくなった。理髪店も昔ほど客の入りがよくないらしい。それで私は毎月定期的に散髪に行くことで、この散髪屋さんを支援したい思っている。

 

今日は散髪屋のご主人と話をしていて、昼ごはんの話題になった。今日の昼は、散髪から帰宅して昼食の準備の時間があまりないので、簡単なメニューを考えていた。たまたま冷やし中華がおいしい季節になったというような話になって、そうだ、今日は今朝頂いたきゅうりもあるし、冷やし中華にしようと思いついた。散髪の帰りにスーパーによって、材料を買い足して、昼はこの冷やし中華にした。

 

 

レシピを書くほどのこともなく、誰でも出来る冷やし中華。夏の食卓の救世主だ。食後はほどよい疲れと冷やし中華の味に満足して急に眠くなり、2時間も昼寝をしてしまった。

 

英単語メモ ー changemaker(チェンジメーカー)

2022年6月10日

 

 

 

今日はNHK語学テキスト『ラジオビジネス英語』(2022年3月号)に掲載されているメラティ・ワイゼンさん(インドネシア・バリ島生まれの環境活動家)のインタビュー記事「Sustainable Development」(持続可能な開発)に出てくる言葉 について考えてみました。

 

メラティさんは12歳のとき(今から8年前)にバリ島で “Bye Bye Plastic Bags”(バイバイ・プラスチックバッグ)というプラスチックバッグ使用中止運動を始めた世界的に注目される若い女性活動家です。その後も、つぎつぎに社会変革の運動をすすめ、若い世代の社会活動のシンボル的存在になっています。地球温暖化防止を叫んで活動するスウェーデン若い女性環境活動家グレタ・トゥーンベリさんと並んで、世界をリードする若手活動家と言っていいでしょう。写真で見るとまだあどけなさが残る顔つきですが、インタビューの記事には意志の強さとやる気が溢れています。私達にもかつて20歳前後の年齢の時(1970年頃)にはこのような社会変革の意識に燃えた時代があったことを思い出しました。

 

メラティさんが一貫して持っている気持ちは、changemakerになる、ということだと思います。Changemakerはわかりやすい英語です。ここでは「社会を変える人」というような意味です。そのためには何をすればいいか、どんな戦略が役にたつか、を子供の頃から自分の頭でよく考えています。そして考えるだけでなく実行する。Walk one’s talkという言葉がインタビューに出てきましたが、話したことを実行する、有言実行する、という意味です。まさにその通り、どんどん自分の力で進めていく。若い世代のエネルギーを感じます。

 

メラティさんが活動の理念にかかげているのがSDGs です。国連が定めた17項目の持続可能な開発目標です。地球に住む我々(人間)一人ひとりがSDGsを意識して生活すれば、だれでもchangemakerになれる。インタビュー記事を読んで、彼女がそう訴えているように感じました。

 

ついでに、新しく知った英単語を一つ。Single-use plastic bags. 「使い捨てのプラスチックバック」です。普段我々が、「使い捨てレジ袋」と呼んでいる袋のこと。使い捨てはdisposableをよく使いますが、このsingle-useという単語を見てなるほどと思いました。この方が簡単で、英語を習い始めた小学生でも使えそうです。

 

のべ参加者 1,000人超えの スケッチ会 (岡山市北区 RSKバラ園水彩スケッチ)

2022年6月9日

 

 

2015年5月28日に最初のスケッチ会を開催して以来、今回が75回目。そして今日、延べ参加人数が1,000人を超えました! ここまで7年かかりましたが、厳しいコロナ禍で長い中断もあったのに、よく続きました。スケッチ会(木曜スケッチ会(岡山))の会員の皆さんの熱意に感謝です。

 

今日は岡山市RSKバラ園でスケッチしました。私にとっては8年ぶりのバラ園です。ちょっとバラのシーズンは過ぎましたが、それでも園内には沢山のバラが咲いていました。今日の参加者19名。日差しはやや強め。涼しい風が吹いていて快適でした。花に囲まれてのスケッチ。幸せな気分でした。

 

今日のスケッチ

ウオーターフォード水彩紙 F6 2枚

筆ペン、鉛筆と水彩絵の具(シュミンケ、ホルベイン

所要時間:3時間

 

 

じゃがいもと豚ひき肉の揚げ焼き

2022年6月8日

 

 

最近はこれまでやってきた料理をリピートすることが増えて、新作への挑戦が少なくなっています。反省していますが、リピートしたいレシピが沢山あるというのもまた嬉しいことです。

 

今日はNHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』(2021年12月号)の「じゃがいもと豚ひき肉の揚げ焼き」を作りました。材料がいつでも手元にあるものばかりなので準備が楽でした。

 

yaswatercolor.hatenablog.com

 

じゃがいも2個(3人分)を粗みじん切りにします。溶き卵1個に水を加えてカップ1/2にし、小麦粉カップ1/2をボウルで混ぜ合わます。豚ひき肉120gとじゃがいもを加えて混ぜ合わせ、6等分して円形にまとめます。

 

フライパンにサラダオイルを大さじ3入れて中火で熱します。上の混ぜたひき肉を揚げ焼きにします。表裏を丁寧に十分焼いて火を通します。器に盛って、しょうゆをかけ、練りがらしを添えます。

 

ほっこりした食感でなかなかおいしいです。最後のしょうゆと練りがらしの代わりに、ソースかケチャップでもよかったかなと思いました。

 

作りやすさ★★★

栄養価★★

おいしさ★★★

材料費★★★

 

 

ゼラニウム 咲いて休んで また咲かす

2022年6月7日

 

昨年の春に種をまいたゼラニウムが秋に真っ赤な花を咲かせ、そのまま無事冬を越しました。今年の春も咲き続け、そして今、梅雨の時期を迎えようとしています。園芸初心者の私が昨年春に何種類かの花の種をまいて、その中で最も気に入ったのがこのゼラニウム。丈夫で育てやすい。花色は燃えるように鮮やかな赤で、玄関先に鉢を三つ並べるととても目立ちます。まさに我が家のシンボルフラワーです。

 

6月になって花が一段落したので、伸びた茎を切ってコンパクトにする切り戻しの作業をしました。切り戻しは迷わず大胆に。その切り戻した株を次に一回り大きな鉢に移植し、培養土を加えました。夏は強い日差しを避けて風通しのよい場所で夏越しさせ、秋に再び開花させます。

 

 

 

切り戻しの作業で切った茎のうち、緑色をした若い茎を使って挿し木にも挑戦しました。茎が10本余り取れたので、今日はそれを15分水につけた後、涼しい日陰に置いています。明日、赤玉土を入れたポットに移植して、あとは水をやりながら数週間様子見です。無事発根したら、培養土の入ったポットに移し、それから更に大きな鉢に移植します。こうして増えたゼラニウムはご近所にも配りたいと思っています。

 

 

 

今日の新聞 1面トップは すごいなあ!

2022年6月6日

 

朝日新聞の今日の1面トップは、「『はやぶさ2』砂に生命の源」。「20種類以上のアミノ酸 小惑星リュウグウ 地球外で初確認」という記事でした。宇宙航空研究開発機構JAXA)の探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウ」の砂からアミノ酸が20種類以上見つかったという報告です。

 

朝日新聞6月6日第1面記事

 

アミノ酸は地球上の生物のタンパク質を構成する重要な成分です。このアミノ酸が46億年前に生まれた地球上でいつどのようにしてできたかは謎でした。空気中の放電(雷)、海底火山の熱水噴出孔付近での化学反応など諸説があります。最近ではアミノ酸は隕石に含まれていて地球に来た、あるいは隕石が地表に衝突するときの反応でできたなどの説も有力視されていました。それが今回、リュウグウから砂を持ち帰り、地球の土壌や空気に触れない形で分析した結果、アミノ酸は隕石に含まれて地球にもたらされたことを示す確かな証拠が得られました。今後、地球上の生命の起源に関する考え方が大きく塗り替えられる可能性があります。

 

人類はウクライナ戦争など悲惨なことも引き起こしますが、自然の真理を明らかにする偉大な仕事も出来る。科学は人類に夢と希望を与えます。