わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

三度(みたび)来て 描く港に 秋の風 (岡山県倉敷市玉島 円通寺公園)

2018年9月


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久しぶりの木曜スケッチ会。今日は新人2人を含めて22名の参加でした。平日の朝の通勤時間とぶつかり、現場までの道路が予想外の大渋滞でしたが、ほとんどの皆さんが何とか時間どおりに集合できました。
 
今日の天気は曇り後晴れ。朝、涼しい風が吹き渡って、快適にスケッチ会がスタートしました。私は皆さんのスケッチ場所を回って居場所を確認した後、円通寺への道路を少し下った場所で玉島港を描きました。今日は長い説明はやめにして、下手な俳句でまとめてみます。
 
今日のポイントは空。秋空に浮かぶ雲がダイナミックに形を変え、きれいでした。しかし、この雲の形をとらえて描くのが難しい。
  秋の空 心を奪う 流れ雲 
 
円通寺のある丘は、どこもクズにおおわれています。クズと言ってもゴミくずではありません。秋の七草のクズ(葛)です。
  野も山も あたり一面 クズ(葛)だらけ
 
山の南斜面には温州みかんの木が植えてあり、青緑色のみかんの実がたくさん見えます。
  まるまると 太りしみかん 深緑
 
ちょうど曼珠沙華彼岸花)も咲き出しました。画面に色を添えてくれます。
  曼珠沙華 貴重な赤を くれる花
 
軽トラックで通りかかった農家の高齢の男性が車を止めて声をかけてきました。「よう描けとるなあ。ヨーロッパの風景みたいじゃ」。思わず苦笑してしまいました。これはどう見ても日本の瀬戸内の風景だとおもうんだけど・・・・。このあたりもだんだん建物が洋風になってきているしねえ。ヨーロッパに見えるのかなあ。
  「ヨーロッパの 風景みたい」か なるほどね
 
最後に22名の参加者の絵を並べて講評会。たくさんの素晴らしい絵が並んで壮観でした。講評会の後、仲間と近くの玉子屋さんのレストランに行きました。
  玉子屋の オムレツ食べし 旅の秋
 
このレストラン、地元では評判のレストランだそうで、卵かけごはんとオムレツが人気だそうです。玉子もたくさん売っていました。お土産にシュークリームを買いました。帰宅して食べてみると、中のクリームが濃い玉子色でした。
  玉島の 名前の由来は 玉子島?
 

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ウオーターフォード水彩紙 中目 F6
青墨筆ペン
シュミンケ固形水彩絵の具
所要時間:2時間