わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

ローカルFM放送出演 9月

2015年9月10日

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関東地方が記録的な大雨で鬼怒川の氾濫・洪水や土砂崩れの被害がでています。つい先日、NHKスペシャルで「巨大災害 MEGADISASTER II 日本に迫る脅威 第1集 極端化する気象~海と大気の大変動~」、「第2集 大避難~命をつなぐシナリオ~」を続けて見た後だけにショックは大きいです。地球温暖化の影響が今こんな形で現実に起きている、と実感させられました。自然の力は圧倒的です。「地球温暖化阻止」の取り組み、もう「待ったなし」です。このまま何もしないでぼっとしていると、今世紀末、つまりあと85年で平均4℃気温が上がり、その結果気象は更に激変し、日本列島は自然災害にますます翻弄される可能性があります。

 

さて今日はFM放送に出演するために倉敷に来ました。倉敷は幸い穏やかな天候です。今日のテーマは「岡山市旭川沿い」での風景スケッチ。岡山というとまず頭に浮かぶのは後楽園です。確かにこの後楽園は見事な日本庭園です。しかし、水彩の風景画を描く立場からすると、人の手が入って美しい後楽園よりその横を流れる旭川がずっと魅力的です。旭川岡山市内を流れる一級河川ですが、この川は上流、中流下流とそれぞれにすばらしい風景を作り出しています。大きな川の下流には普通は町や都市が発達し一般家屋だけでなく大きなビルなどが川伝いに林立していたりするのですが、ここ岡山市では意外とそれが無く、都会の中に静かな、ゆったりとした川の流れが見えます。田園都市岡山を象徴するような風景です。今日はこの旭川の美しい景観について15分間話しました。美味しい岡山市の水道水の水源となる旭川、フナなどの魚釣りや水遊びが楽しめる旭川、この旭川沿いの景色はまさに「岡山の奇跡」なのではないかと思っています。将来あまり開発を進めないで、このままの姿を残して欲しい場所です。


 
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