わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

菜の花に 群がる カメラを 持った人 (岡山県総社市備中国分寺 水彩スケッチ)

2015年2月
 
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今日の北日本は厳しい寒さで、北海道の旭川では最低気温が-27℃、最高気温が-7℃とか。本当にお気の毒です。こちら岡山県南部では最高気温が9℃、最低気温が1℃。空は午前中よく晴れて、風も無く穏やかな気持ちのいい日でした。久しぶりに車で総社市備中国分寺に出かけました。丁度今日は「吉備路もてなしの館ギャラリー」というところで吉備路フォトコンテスト作品展が行われていました。地元の写真ファンが沢山会場に来ていました。

 
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いつも備中国分寺を描く時に立ち寄る場所に行ってみると、ちょうど菜の花が満開でした。これはちょうど春らしくていいタイミングです。朝が早かったので、まだそれほど人が来ていません。イーゼルを立ててF6スケッチブックをいつものように見開きにして、手前に菜の花畑を入れて五重の塔のスケッチを始めました。そうするうちに、やがてどんどんカメラを持った人が増えてきました。細い道を車で入って来られて、駐車場の場所を聞く人が続出です。カメラを持った地元の人の話では、昨晩の民放テレビの番組で極寒の北海道の家の屋根から垂れ下がる大きなツララと、それとは対照的に暖かい瀬戸内地方のこの吉備路の菜の花畑が続けて映ったのだそうです。それでこんなに人が次々と立派なカメラを抱えてやってくるわけですね。岡山県内の人が多かったのですが、中には神奈川から来たという人もいました。


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フォトコンテストに入賞したという人が、本格的なカメラで私の絵と私と五重の塔を一緒に撮ってくださったので、どんな写真になったのか見せてもらいました。さすがにプロ級の腕前です。カメラも素晴らしく高級ですが、画面に映った写真も見事です。私がいつも使っているデジカメの写真とは全然違いますね。


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今日は吉備路フォトコンテストの参加者の人達といろいろと写真や絵の話をしました。お陰で大変楽しかったです。2時間半スケッチして、帰りに吉備路もてなしの館で売っている野菜を買いました。大きな見事な大根が1本150円でした。この辺りはセロリーの栽培でも有名で、そのセロリーも買いました。寒い季節は野菜が美味しいです。



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