わたしの水彩スケッチと読書の旅

どこまでも、のんびり思索の旅です

病院の新型コロナ対策は様々・・・

2020年12月8日

 

先月、今月と続けていくつかの病院を訪れる機会があり、そのたびに病院の新型コロナ対策が気になりました。この時期、新型コロナの院内感染が怖いので、できれば病院へは行きたくないのですが、インフルエンザの予防接種や定期検査、それに母の付き添いで、緊張しながら岡山市倉敷市の病院へ出かけました。

 

  • 岡山市内の耳鼻科医院。 ここへは母の耳そうじと補聴器の調整に定期的に行きます。入り口で問診(最近の旅行の有無なども含む)、検温、手洗いが求められました。耳鼻科には風邪の症状の人や発熱している人が時々来ます。過去にはインフルエンザの患者さんとも出くわしたことがありました。そんなこともあってか、診察は予約制で、待合室は十分空いていました。熱がある人は、診察まで自分の車で待機させているようでした。ここはかなり新型コロナ対策に力を入れている印象でした。

 

  • 岡山市内の内科医院。 インフルエンザの予防接種に行きました。接種は予約制です。今年は無料で予防接種を受けられるので、早めの予約が必要でした。予め自宅でその日の朝に検温し、問診票に書き入れていましたので、待合室で待たされずに接種が終わりました。ここはかかりつけ医なので、患者(自分)の病院内での動線も決めやすいということがあります。なるべく他の患者さんと出会わないような動きを取りました。手指の消毒は来院時に入り口でやりました。患者さんは少なかったです。

 

  • 倉敷市の歯科医院。 私のかかりつけの歯科医院です。ここも完全予約制。コロナ禍で患者さんが減っているようでした。私もコロナが怖くて、半年ぶりの訪問です。歯科衛生士さんの数が前よりかなり少ない感じ。患者さんは少なく待合室は空いていました。待合室の窓が少し開けてあり、通気に気を使っているようでした。診察室の内部は期待したほどの変化はなく、いつもどおりの診察。口の飛沫が治療中に空中に拡散するだろうな、とやや心配しました。他の患者さんが治療中に咳をしているのが気になりましたが、ここではマスクをするわけにはいきません。帰りに手指のアルコール消毒をしました。

 

  • 倉敷市にある地域の基幹病院。日本でも有数の総合病院です。新型コロナの指定病院でもあります。1年に1度、私は検査で訪れます。検査と言っても血液検査のみです。入り口で検温されることを期待したのですが、検温なしでフリーパス。入り口にアルコール消毒液が置いてあったのに、私は気が付かずに通り過ぎました。受付で今日の予定表と保険証のチェックを受けて血液検査室へ移動。朝早かったせいもあり、この時点ではこれまで見たことが無いぐらいの人の少なさ。ほっと安心して、血液検査室へ行くと、ここはいつもどおりの混みぐあい。広い待合の椅子では皆さん自主的に間を空けて並んだり立ったりしていました。血液検査が終わり、結果を聞くまで約1時間半、2階の私が受診する科の待合室で待機。すでに100人ほどの人で椅子は満席。席に一つ飛ばしに座るなんて出来ていません。換気も普通。かなり3密状態。私を含めて老人が多く、中にはマスクをしていない人も。そして咳やくしゃみをする人はあちこちに。気にしているともうキリがありません。それから名前を呼ばれて3分ほど医師の診察を受けて今日はおしまい。最後に薬をもらいに1階のフロアに行くと、もうかなりの人。支払いや薬の順番待ちの人の列で混雑。人と人の間の距離2メートルなんで取りようがありません。すべて終わって、ほっとして、帰りがけに病院の入り口で手指の消毒をしました。

 

こうしてみると、個人病院ではかなり新型コロナに気を使っている病院とそうでもない病院とがあることがわかりました。大型病院では、殆ど通常通りの検査と診察でした。大病院は自信があるのか、ゆとりなのか、それともある程度割り切っているのか。かなり患者の意識に任せているところが感じられました。

 

病院から帰ったら、衣服を着替えて、顔や手を洗い、うがいをしました。病院に行った後、2、3日はどうしても体調が気になりました。病院通いで普通以上に緊張を強いられる。今はそんな時代です。

 

今日のスケッチ

 

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マルちゃん(我が家のオス猫)

アルシュ水彩紙

青墨筆ペンとシュミンケ固形水彩絵の具